レーザー衝撃力の直接計測

原子間力顕微鏡を利用してフェムト秒レーザー誘起衝撃力を計測する新技術を開発

写真 光を100兆分の1秒の時間に濃縮したフェムト秒レーザーを溶液中に集光すると、その集光点でマイクロメートルサイズの爆発現象が誘起されます。私達は、この爆発によって瞬間的に生じる力(衝撃力)を利用して接着している細胞同士を1細胞レベルで引き剥がすことに成功しています。もし、この爆発により発生する力の大きさを定量できれば、細胞間の接着力を評価する新しい方法を確立することができます。しかし、これまでにこのような小さな爆発現象を起こす方法がなく、またそれを定量評価する方法もありませんでした。私達は、微小なプローブを備えた原子間力顕微鏡(AFM)に着目し、AFM微細針の振動に基づき、集光フェムト秒レーザーが誘起する衝撃力を定量評価する新しい計測手法の開発に成功しました。

[論文48] Appl. Phys. Express, 3:107002 (2010).

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