細胞の非破壊操作

フェムト秒レーザー衝撃波により1細胞を非破壊に操作する技術を開発

写真 集光フェムト秒レーザーにより細胞培養液に発生する衝撃波を利用して、基板に接着した培養細胞を1細胞ずつ生きたまま引き剥がし、移動させることに成功しました。基板に接着した細胞を非破壊に操作する方法は、我々の知る限り他になく、細胞のスクリーニングや細胞間相互作用を調べる有効な方法として、期待が集まっています。この技術は生細胞のマイクロパターニングにも利用でき、複数種類の細胞を、完全に液中で高精度に配列する技術の確立に至っています。この技術は、複数種類の細胞を扱えるという点でリソグラフィーを応用したパターニング法よりも勝り、完全に液中で行えるという点でインクジェット法や針先プリンティング法よりも勝っている世界に先駆けた技術の一つであると考えています。[Nature Photonics 1, 507 (2007)]。

共同研究:開祐司先生、宿南知佐先生(京都大学再生医科学研究所 生体分子設計学分野)

[論文12] Appl. Phys. A, 79:795-798 (2004).
[論文30] Appl. Phys. Lett, 90:061107 (2007).
[論文31] Appl. Phys. Lett., 91:023904 (2007). (Cited to Nat. Photonics 2007, 1 : 507.)
[論文32] Proc. SPIE, 6854:68541K (2008).



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