奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科
グリーンデバイス研究室〔中村研究室〕
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(by Excite)

有機エレクトロニクスとエナジー・ハーベスティング

Electronics on Any Surface!
これが、2007年以来かかげている我々の研究がめざすところを表す標語です。近年、「モノのインターネット(Internet of Things、IoT)」という言葉を耳にするようになってきましたが、それよりやや広い概念でしょうか。

丸めて持ち運べる電子機器、体にまとうだけで発電する布、場面に合わせて最適な色の光で発電する紙のような太陽電池など、様々な「表面」に多様なエレクトロニクスの機能を付加してゆくことで私たちのくらしはより快適で豊かなものになります。物性物理、電子工学、表面科学、高分子物性、分子科学などをベースに、有機固体のもつ多彩な相互作用を解明し、有機エレクトロニクスとして応用することでこれらを実現させます。世界唯一の評価装置や理論計算による独創的な研究アプローチも特徴の一つです。物質に関わる基礎的な研究から実際に動作するデバイスまで、幅広いテーマで研究を進めています。

おしらせ

  • 11月12日(日)に「高山サイエンスタウンフェスティバルの一環としてのオープンキャンパス」が開催されます。一般向けですが、NAIST受験を検討している人のための研究室見学等もあります。
  • 中村教授が監修した「フレキシブル熱電変換材料の開発と応用」ハンドブックがシーエムシー出版から刊行されました。
    「第I編第2章フレキシブル熱電変換技術に関わる基礎原理と材料開発指針」、「第Ⅱ編第1章フレキシブル熱電変換素子に向けた有機熱電材料の広範囲探索」、「第Ⅱ編第8章タンパク質単分子接合を用いたカーボンナノチューブ熱電材料の高性能化」を中村教授が、「第Ⅱ編第4章有機半導体材料における巨大ゼーベック効果」を小島助教が、「第Ⅲ編第4章カーボンナノチューブ紡績糸を用いた布状熱電変換素子」を中村教授とH28年度学位取得した伊藤君が、「第Ⅳ編第7章3ω法による糸状試料の熱伝導率評価」を中村教授とH29年度M2の関本君が執筆しています。
  • 千葉大学G-COE「有機エレクトロニクス高度化スクール」の成果をまとめた大学院レベルの教科書として、Springerから"Electronic Processes in Organic Electronics"が出版されました。松原助教(現静岡大学)と中村教授も"PART II Organic devices and their properties: Carrier transport band in practical polycrystalline organic thin films"の章を執筆しています。