機能超分子化学研究室では,分野横断的研究を行っており,生体機能関連化学,ナノバイオテクノロジー,タンパク質科学,錯体化学,有機合成化学,光化学,生物無機化学,振動分光法,遺伝子工学などを用いて,次世代超分子の創成,光応答性生体分子の開発,コンフォーメーション病(アルツハイマー病,パーキンソン病,狂牛病など)の原因であるタンパク質構造変性メカニズムの解明から、人工金属酵素(バイオ触媒)の開発、タンパク質分子機械の創成、合成化学と生化学の融合的研究といった 基礎から応用までをカバーする研究を行っている。この他,生物が発揮している素晴しい機能を化学的に発現し利用する新技術の開発,生体分子が持つユニークな機能を利用/参考にした化学反応システムの開発および機能評価などを目指している。