放射光実験風景


物質構造科学研究所 フォトンファクトリー(筑波)
上段左: 東京からバスに揺られ1時間半、KEKバス停で降りるとこのモニュメントに出迎えられ、 身が引き締まります。

右: 構内を歩きPFリングに向かいます。写真は放射光実験棟です。 ここから実験ホールに入ります。

下段左: ホールへの入り口。IDカードを通し、さあ、実験です。この時はまだ元気ですが...。

右: 学生、研究者がそれぞれのビームラインで実験しています。 中には疲れ果てて寝ている人も...。明日は我が身か? 測定装置は安全ハッチと呼ばれる大きな鉄箱(この写真では青色) 内に設置されています。放射線を閉じ込めるためです。 測定は全て遠隔操作で行ないます。 ハッチの外側の実験ホールの放射線レベルは専門職員が定期的にモニターしています。 被爆の恐れは全くありませんが、全ての実験者は所属機関のフィルム・ バッジの他に施設専用の放射線モニターを携行することが義務付けられています。 年1回の健康診断の胸部X線撮影より危険度は低いです。


上段左: BL4Cの6軸回折計です。Huber社(ドイツ)の回折計は青緑色! BL4Cは湾曲磁石を光源とする硬X線散乱・回折実験の汎用ステーションです。

右: 実験の打ち合わせ。ビームタイムは一秒たりとも無駄にはできません。 実験は24時間2(ないし3)交代態勢で行なうので、引継ぎが重要です。

下段: 散乱実験は測定よりもその前準備、つまりセッティングが重要です。 精度の良いデータは精度の良いセッティングから生まれます。

上段左: さあ測定です。みんなは測定画面に釘付けです。 予測したプロフィルがでるか...。待ちに待った瞬間です。 目が離せません。

右: 安全ハッチ内での作業を終えて外へ出るときは退出盤のボタンを押します。 赤色ランプが点灯回転している間にハッチ外へ出ます。 万一ハッチ内へ閉じ込められた場合は、非常ボタンを押します。 光源リングの電子ビームがダンプされ、シャッターが閉まります。 他の実験も中断されるため、大騒ぎになります。

下段: ビームライン16A2の制御機器です。パソコン、 各種の計測器がラックに並んでいます。X線光学系(左) と実験装置(右)の制御システムは別になっています。 データはすべて右のパソコンに入ります。

実験期間中の「ねぐら」です。バス・トイレ付き部屋:1010円、 バス・トイレ無し部屋:740円(1泊)。共用の大浴室、洗濯機部屋、キッチン、 補食室(食堂)、冷蔵庫、各種自動販売機の他に、各階に休憩室(テレビ受像機) があり、市中のビジネスホテルよりはるかに快適です(しかも安い!)。 ビームタイムが決まったら、早く予約しないと満員になります。
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