研究概要

新規バイオ・ナノマテリアルとしてのセラソームの開発

 人工細胞膜の表面を原子1層分だけセラミックコーティングした新規のナノカプセル「セラソーム」を開発し、そのバイオ・ナノマテリアルとしての可能性を探索しています。例えば、セラソームの有する高い構造安定性を利用して、人工多細胞システムの構築、人工細胞の磁気マニピュレーション、高効率遺伝子導入法の開発などの研究を行っています。

droppedImage.jpg

人工細胞を用いる次世代型情報通信システムの開拓

 生体には無配線かつナノスケールで情報処理を行うシステムがあります。この生体系に学ぶことで、酵素や受容体などを組み込んだ人工細胞を用いて情報処理が可能な分子デバイスを開発しています。さらに、これら人工細胞の有機的な組織化・連係によって、情報媒体として分子を用いる未来の通信システム「分子通信」を開拓しています。

droppedImage.png

細胞膜ダイナミクスの誘導による生体機能の制御

 外部刺激に応答して誘導される、細胞膜の形態変化や細胞膜内での分子集合体の形成は多くの細胞機能や疾病と関連する重要な分子機構です。天然に存在する膜作用性分子を規範として、細胞膜ダイナミクスを誘導することのできる分子をデザイン・合成し、実際に生体機能を制御する手法を確立します。

研究室紹介2.jpg