8月24日に開催された東京大学大規模集積システム設計教育センター 主催のVDECデザイナーズフォーラム2013において,光機能素子科学研究室の竹原 浩成君(博士後期課程2年)がVDECデザインアワード敢闘賞を受賞しました.


【発表タイトル】
標準プロセスを用いた低固定パターンノイズCMOSイメージセンサ

【著者】
竹原 浩成(D2学生)

【受賞対象となった研究の内容】
CMOSイメージセンサは,画素毎のフォトダイオードの情報をMOSトランジスタで構成したソースフォロワ回路で伝達します.MOSトランジスタは1つ1つの画素毎や1列の画素毎に存在しておりMOSトランジスタの製造バラツキが撮像した画像に固定のノイズとして現れます(暗い場所を撮影したニュース映像等で汚れたガラスを通してみるような感じを受けることがありますが,それが固定パターンノイズです).今回,MOSトランジスタの設計パラメータおよびパターンレイアウトの改善により,大幅に固定パターンノイズを低減したCMOSイメージセンサを作製することができました.これにより蛍光観察や生体内イメージング等の際に微小な変化を捉えることが可能になります.
      
VDEC Design Forum
     

【受賞者コメント】
この度,VDECデザインアワードにおきまして,全国の学生たちの特徴ある半導体設計報告の中から発表する機会を与えて頂き,敢闘賞を頂くことができましたことを,大変光栄に思います.御指導頂いた太田淳教授をはじめ光機能素子科学研究室の先生方、今回の発表の礎となった設計資産を残してくださった先輩諸氏,メンバーの方々に厚く御礼申し上げます.また、共同研究先の東京大学工学部応用化学科の野地研究室の皆様にも感謝いたします.今回発表した技術は,バイオメディカルイメージングのための強力なツールとなる高画質のCMOSイメージセンサを提供できるものです.この技術を活かして今後の研究活動に邁進していきたいと思います.
     
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