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平成22年度 光ナノサイエンス 体験入学会



2010年8月3日(火)~8月4日(水) 開催
(開催時間:9時45分から17時頃,どちらか1日だけでも参加できます.)
 
 物質創成科学研究科では,今年も大学生,高専生,高校生,中学・高校の理科教諭を対象者として体験入学会を開催します.
  最新の研究設備を使って光ナノサイエンスの最先端を体験してみませんか?

 
 
【対象】 大学生,高専生,高校生,中学校・高校の理科教諭
【定員】 40名(先着順)
【参加費】 無料
【宿泊施設】 学内宿泊施設(ゲストハウスせんたん)が無料でご利用になれます.
(ただし,ゲストハウスの部屋数には限りがありますのでお早めにご予約下さい.)
【参加申込方法】 参加申込フォームを締め切りました.(参加希望の方はms-hp@ms.naist.jpまでお問い合わせください.)
【内容】
■原子の中の電子を光でみる
量子物性科学講座
(担当者:石墨 淳 助教)
水素原子の発光スペクトルには,バルマー系列と呼ばれる多くの鋭線が観測されます.これを測定・解析することにより,原子中の電子の取り得るエネルギーが離散的であり,量子力学で説明できる簡単な式で表されることを実体験します.
※筆記具,電卓を持参してください.
■重い?軽い?半導体中の電子
凝縮系物性学講座
(担当者:武田 さくら 助教)
半導体中の電子は「見かけ上の重さ」が軽いほど,速く動くことができます.「見かけ上の重さ」は半導体の種類や結晶方位によって異なります.高速で動作する半導体デバイスには「見かけ上の重さ」が軽い半導体が欠かせません.世界最高性能の実験装置を使い,半導体中の電子の「見かけ上の重さ」を調べます.
※筆記用具を持参してください.USBメモリーやデジタルカメラがあればご持参ください.
■超高性能コンピュータを体験しよう
複雑系解析学講座
(担当者:相原 正樹 教授)
並列計算,数式処理システム
■人工らせん高分子の量子化学計算
高分子創成科学講座
(担当者:藤木 道也 教授)
量子化学計算ソフト(Gaussian03)を用いてらせんオリゴマーを発生させ,PM3-MM,TD-DFT,B3LYP,HFなどの手法により,光学活性な電子状態(ECD),光学活性な振動状態(VCD),マリケン電荷,振動子強度,旋光強度の主鎖二面体角依存性を求め,実測値と比較します.
※高分子の量子状態や量子化学,物理化学に興味を持つ方向けの内容です.8/4のみ開催.
■デジタルカメラの仕組みを学ぼう
光機能素子科学講座
(担当者:笹川 清隆 助教)
デジタルカメラを実際に分解して内部で画像を捉えるイメージセンサについて学びます.また,LSI(大規模集積回路)設計ツールを用いてイメージセンサの基本的な回路の設計を行います.これらの実験を通じて現在の我々の生活を支えるLSIについて理解を深めていただきます.
■電子材料を作ろう,材料の分析を体験しよう
情報機能素子科学講座
(担当者:西田 貴司 助教)
電気製品のなかに入っているパーツ(デバイス)には様々な材料が使われています.ここでは,センサや携帯電話で活躍している電子セラミックス材料やその電極材料をテーマとして,実際に材料を作ってみたり(薄膜形成),材料の分析(元素の存在確認や元素の配置,電気は流れるか? など)を体験します.このようなことを通じて,材料がどのようにして社会に役立っているのかを学びます.
■レーザーで太陽電池を作ろう
微細素子科学講座
(担当者:矢野 裕司 助教)
クリーンエネルギーのホープとして,太陽電池への注目がますます高まっています.本実習では,レーザー光を用いた新しいプロセスによるシリコン太陽電池の作製を体験していただきます.太陽電池の動作原理や作製プロセス,種類などについて学びます.
※クリーン服を着てクリーンルーム内で実験しますので,スカートはご遠慮ください.
■光で有機分子を作ろう
反応制御科学講座
(担当者:谷本 裕樹 助教)
光のエネルギーは,標的分子を選択的に活性化してくれます.この性質をうまく利用すれば,高い成功率で立体制御反応を実現させ,様々な有機分子を合成することができます.本実習では光化学実験を通して,薬理活性物質を効率的に創る試みを手伝っていただきます.
※動き易い服装で参加してください.薬品にアレルギーのある方はご遠慮ください.
■未来材料としての人工細胞
バイオミメティック科学講座
(担当者:安原 主馬 助教)
人工細胞の研究は,人類の生命合成への挑戦であるとともに,医療,エネルギー,情報通信など様々な分野へ応用可能です.ここでは,我々が世界に先駆けて開発したセラミックコーティングの人工細胞膜「セラソーム」の研究を通じて,バイオとナノが融合した新しい研究分野,バイオ・ナノサイエンスの最前線を体験してもらいます.
※白衣等,汚れてもよい服装で参加してください.
■生体光ナノセンサーを作る観る
エネルギー変換科学講座
(担当者:山崎 洋一 助教)
蛋白質は生命活動を担うナノスケール機能性分子です.体験入学では,人工的に改変した光受容蛋白質の簡単な作製を通じて,蛋白質工学の基礎を体験していただきます.また,蛋白質の分光測定などから,ナノスケールで働く蛋白質の機能がどのように実現されているのかを,観察していただきます.
■ミオグロビンの色と機能
超分子集合体科学講座
(担当者:長尾 聡 助教)
動物の筋肉中に多く存在し,酸素を貯蔵する機能を果たしているミオグロビンはヘムと呼ばれる鉄錯体を持っています.酸素がこの鉄錯体に結合する前後でミオグロビンは青みのある赤色から鮮赤色へと変わります.この実験では,肉からミオグロビンを抽出・精製し,色の変化を通じて,タンパク質の色と機能の関係について学びます.
※汚れてもよい服装(できれば白衣)を持参してください.
■光で治す - ガンの光化学治療
生体適合性物質科学講座
(担当者:廣原 志保 助教)
レーザー光や放射光などの新規光源の開発に伴い,光感受性物質をがん治療に役立てる「光がん治療」が注目を集めています.今回は実際に,光感受性物質を用いた光がん治療実験を行い,がん細胞が死滅する様子を観察し,当研究室の研究の一端を紹介します.
■タンパク質を光らせる
光情報分子科学講座
(担当者:湯浅 順平 助教)
細胞の中にはタンパク質や金属イオンなどの生命機能に重要な役割を果たす物質が含まれています.これらの物質はそのままでは肉眼で観測することはできません.今回はこれらの生体物質をプローブ分子によって光らせます.この実習を通じて蛍光センサーの基本原理について理解を深めます.
※汚れてもよい服装(できれば白衣)を持参してください.
■光通信システムを作ろう
超高速フォトニクス講座
(担当者:池田 和浩 助教)
発光ダイオード,光ファイバ,フォトトランジスタなどを使って,基本的な光通信システムを作製し,音声信号などの送信・受信を行います.この実験を通して,光の性質,光半導体デバイスの仕組み,光通信システムについて理解を深めていただきます.
※筆記用具を持参してください.汚れてもよい服装で来てください.
■磁性金属薄膜・多層膜の磁気特性
ナノ構造磁気科学講座
(担当者:細糸 信好 准教授)
垂直磁化膜,間接交換結合膜,交換バイアス膜などの磁化の磁場変化(磁化曲線)を測定します.また,これらの試料が示す特徴ある磁化曲線がどのような原因で生じているかを学びます.
■低炭素社会を照らす円偏光発光材料の創成
環境フォトニクススーパー研究グループ
(担当者:内藤 昌信 助教)
円偏光発光材料は,3Dテレビの発光源など次世代の光テクノロジーを担うフォトニクス材料として注目されています.本実験では,円偏光材料を合成し,その円偏光発光の計測までを体験していただきます.
※筆記用具・白衣(汚れてもよい服装)を持参してください.8/3のみ開催.
【アクセスマップ】 こちらをご覧ください.
【お問合せ先】
〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916-5
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 事務室
TEL:0743-72-6005,FAX:0743-72-6009
E-mail:ms-hp@ms.naist.jp

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