若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)国際ネットワークによる若手バイオ物質科学研究者のステップアップ教育プログラム

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活動計画

事業目標

バイオ物質科学は様々な生命現象における分子物質の役割の解明やバイオ技術の発展の基盤となる物質・材料の開発に関する基盤学術領域である.また同時に,バイオ物質科学は化学,半導体デバイス,ナノテクノロジー,環境科学など物質科学の最先端領域のシーズを基盤に,生命科学関連分野における課題解決を通じて新たな学術領域の創成を目指す学際融合領域でもある.

バイオ物質科学においては生命現象の基盤となる,生物学,生化学,分子科学などの基盤学問に加えて,最先端の物質科学に関する深い知識に基づく,発想力,構想力さらには,豊かな着想を基盤に研究計画を立案する研究企画能力が極めて重要である.また,必然的に学際分野の研究者や技術者との協調が必要であることから,分野をまたいだディスカッション能力が求められる.さらには,激化する関連分野の国際的な競争を生き抜くためには,自ら海外に打って出る国際性が必要不可欠と考えられる.

近未来のバイオ関連科学技術の発展を支える重要な基盤学術領域として,その発展とともに国際的に活躍する若手の人材育成に期待が寄せられる背景のもと,本事業では,バイオ物質科学を開拓し,将来の発展を担う国際的な先端研究者の育成を目的に,異分野間および国際協定校間の連携教育体制を確立し,持続的かつ組織的な国際トレーニングネットワークを構築することを目標とする.

本事業においては,従来,個別に進めてきた3カ国,4機関の教育連携体制を基盤に,持続的かつ組織的に発展させ教育体制を充実させるため,4機関の相互交流ネットワークの構築を進める.また,本学においては本学大学院生の海外拠点への研究派遣,国際スーパーバイザーの招聘,語学強化および国際感覚を養うための英語研修派遣,海外研究室での研究留学,海外研究者と交流,およびこれらの単位認定制度を骨格として,国際化教育の実質化を図る.

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事業計画

1. 海外研修(主に博士後期課程1年次)

博士後期課程1年生を中心に学生をカルフォルニア大学デービス校(UC Davis)の理系学生用英語研修プログラムへ派遣し,研究者としての英語能力高め,国際感覚を養う.派遣期間は4週間を予定している.海外研修プログラムでは,英語研修の他,本研究科の博士後期課程の学生対象の独自のプログラムを実施する.

2. 学生交流

2-1. 海外研究室滞在(博士後期課程1または2年次)
研究者としての国際感覚を養い,本学で取り組む研究とは異なる研究テーマや周辺分野に関する基礎知識や基盤技術を身につけるため,海外パートナー機関の研究室に2~3ヵ月程度滞在して研究を行う.

2-2. 海外パートナー大学からの留学生との交流
海外パートナー機関から教員,大学院生を受け入れ,本研究科に滞在してもらう.滞在により,お互いの学生および教員が交流を深め,学生の国際感覚とコミュニケーション能力を養う.

3. 国際スーパーバイザー参加の研究会開催(共同企画開催,博士後期課程1および2年次)

博士後期課程の中間審査会を兼ねた2泊3日の研究会を実施し,数名の国際スーパーバイザーを海外から招へいする.研究会では,学生の英語での口頭発表およびポスター発表の両方を義務付け,英語プレゼン能力を強化するとともに海外の研究者との英語でのディスカッション能力を養う.

4. 本学教員および職員の海外パートナー大学への派遣

本プログラムの打ち合わせのため,教員と職員を派遣する.

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