NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

ナノテクノロジープラットフォーム学生研修報告

本研修は、分子・物質合成プラットフォームにおける学生向け研修として一実施機関である奈良先端科学技術大学院大学が「有機太陽電池の作製と仕事関数/イオン化ポテンシャル測定」について実施したものです。

開催日:2017年7月25日―27日

場所:奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科

講師:中村雅一教授、辨天宏明准教授、Jung, Min-Cherl特任助教、中島嘉之博士(理研計器株式会社)

受講者:講演のみ7名、実習2名(うち学生研修2名)

配布資料:有機太陽電池の作製と仕事関数/ イオン化ポテンシャル(辨天准教授)、Photoelectron Spectroscopy(Jung, Min-Cherl特任助教)

第1日目午前、NAIST-NP連携マネージャ(清水特任教授)から開催の挨拶を行い、引き続きイントロダクションとして辨天准教授から「有機太陽電池の作製と仕事関数/ イオン化ポテンシャル」の講義がなされた。その後、終日をかけて塗布型有機薄膜太陽電池の作製及び本学ナノプラ登録の内部量子効率測定装置を用いたその性能評価実習を実施した

第2日目午前、1日目に引き続き太陽電池特性評価に関する実習(有機薄膜太陽電池活性層の可視・紫外吸収スペクトル測定)を行い、太陽電池特性を総括して講義した。

第2日目午後 光電子分光法の概要として歴史、機構、特徴等についてJung特任助教から有機太陽電池研究との関係を含めて講義(英語)を行い、実際に実習で使用する装置である大気中光電子分光装置の概要を製造元理研計器(株)から開発にも携わっておられる中島博士によりその測定原理、測定及び解釈の実際などについて有機、高分子材料の立場から講義がなされた。当該装置を用いた実習は講義の時間が長引いた都合で3日目に実施することとなった。

 

第3日目は終日、大気中光電子分光装置を用いた測定、評価の実技を学び、幾つかの典型的な試料及び受講者の持参した試料を用いての実際の測定、評価の体験をしていただく時間とした。

講義室における講義と装置による実際の測定評価を組み合わせて行うことにより、有機薄膜太陽電池とその活性層材料の電子物性について材料評価からデバイス作製及び評価までの一連の実験について基本的な流れを体得できる設定で実施した。内容豊富な一方それに伴ってスケジュールが常にbehind気味となり、受講学生諸氏にはかなりタフな3日間となったが、それぞれの研究室での今後の研究開発に有効な手法を実践的に学ぶことができたと感想を頂いた。

 

以上

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