NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

New!第4回ナノテクプラットフォーム関西「電子デバイスフォーラム京都」パネル展示及び大学セッション開催報告

昨年度に引き続き、本年度も第4回ナノテクプラットフォーム関西として、「電子デバイスフォーラム京都」(11月1日、2日開催、主催:一般社団法人日本電子デバイス産業協会(略称NEDIA))において、関西地域の参画3大学(京都大学・大阪大学・奈良先端科学技術大学院大学)が共同で「特別セッション 産学連携 大学セッション ナノテクノロジープラットフォーム」を実施し、事業の具体的事例を中心に活動を紹介しました。

また、本セッションとは別に、展示会場において二日間のパネル展示を実施し、パンフレット等の配布、説明を行いました。

日時:11月1日(水)14:00−16:40

場所:京都リサーチパーク D-1会場

主催:京都大学・大阪大学・奈良先端科学技術大学院大学ナノテクノロジープラットフォーム

大学セッションは、各大学利用者の事例報告を3件の構成で行いました。聴講者数は約30名と大変盛況であり、聴講者の高い関心を集めていました。

まず本学から、上沼陸典助教が「アモルファス参加物半導体の熱電変換デバイス応用について」と称して最近研究の加速化が進む熱電材料の研究の中で新たな材料として注目を集める無機化合物半導体IGZOの熱電特性に関する研究成果を報告、その成果が全面的に本学ナノテクノロジープラットフォームの支援によるものという内容でした。次に、大阪大学産業科学研究所微細加工PFの助教、法澤公寛先生は日本に4台しかない特別なヘリウムイオン顕微鏡を用いてどのような微細加工が可能になるのかという点で幾つかの研究事例を紹介、先端的装置が切り開く新たな研究の広がりを感じることができる内容でした。最後は、京都大学の村井助教からナノインプリントにより金属ナノシリンダが基板上で周期的な配列構造をとるという話で各種分析・解析でNPの研究上の貢献について話をされました。

関西地域の参画3大学がすべて参加して開催した大学セッションは、微細構造解析プラットフォーム、微細加工プラットフォーム、分子・物質合成プラットフォームのすべてにわたり大学や産業界での研究開発に有益に作用していることを真摯に感じさせる内容でした。昨年度に引き続き、3大学の利用者より利用事例の発表をいただき、関西地域企業と研究機関のニーズと分野融合研究に役立つ機会を提供できたと考えます。さらに、関西地域参画大学のプラットフォーム関係者の情報交換という点でも有意義な時間と場所を提供できたと考えます。今後ともナノテクプラットフォーム関西等を通じて、研究開発に情熱を燃やす関西地域の研究者、技術者への研究開発促進支援に貢献したいと考えます。

事務局 奈良先端科学技術大学院大学 清水 洋

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