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微細素子科学講座の藤井茉美さん(博士前期課程2年)がディスプレイの国際会議で2件の口頭発表に対し「最優秀学生賞」を受賞!
▲藤井茉美さん

<概要>

 微細素子科学講座の藤井茉美さん(博士前期課程2年)がディスプレイの国際会議AMFPD(Active Matrix Flatpanel Display)’08で,2件の口頭発表を行い,両方の論文に対して最優秀学生賞が送られました.2件の同時受賞は,学会でも初めてのケースです.
 受賞対象となった論文2件のうち1件は,酸化物半導体(酸化亜鉛)の信頼性に関する発表,もう1件は,硫化亜鉛(ZnS)を用いた無機ELに関する発表で,いずれも微細素子科学講座の浦岡行治准教授のフレキシブルディスプレイに関する研究の一部で,本研究科が推進する「バイオメディカルフォトニックデバイス」の成果です.

<受賞者コメント>

 発表させていただきました内容は,フレキシブルディスプレイ開発に関わる二件の研究です.まず1つは,ディスプレイ発光部分を担う硫化亜鉛(ZnS)発光体に関するものです.発光体の新規合成法を提案し,これの有効性を明らかにすることで,高機能な発光体開発に貢献できると考えております.そしてもう一件は,ディスプレイ駆動部分に用いられる酸化物半導体(IGZO)TFTに関するものです.これは,有機EL用駆動回路などで近年注目を浴びている素子ですが,信頼性の点で問題が指摘されております.本研究においては,酸化物半導体デバイスの信頼性調査を通して,酸化亜鉛の材料物理解析を目指しております.
 このような研究成果に対して賞を頂いたことは,とても光栄に思います.今後も頂いた賞に恥じないよう,研究活動に励んでまいります.
 今回の受賞に関しまして,御指導いただきました冬木教授,浦岡准教授,そして本講座の皆様に深く感謝いたします.また,ご助言をいただきました共同研究者の方々に対し,この場を借りて深く御礼申し上げます.

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