NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

光機能素子科学研究室の春田牧人君が映像情報メディア学会情報センシング研究会優秀ポスター賞を受賞

2013年5月31日に開催された映像情報メディア学会情報センシング研究会において,光機能素子科学研究室の春田牧人君(博士後期課程3年)が優秀ポスター賞を受賞しました.同研究会は,通常のCMOSセンサやCCDにはない,様々な機能を有する,あるいは異なる検出原理や画像処理技術に基づくイメージセンサをテーマとし,口頭発表セッション,ポスターセッション,チュートリアル講演が行われました.

脳内内因性光シグナル計測用埋植型CMOSイメージングデバイス

春田 牧人(D3学生)
共著者:橘本 力(2012年度博士前期課程修了),須永 圭紀(M2),竹原 浩成(D2),野田 俊彦(助教),笹川 清隆(助教),徳田 崇(准教授),太田 淳(教授)

情報センシング研究会において発表いたしました「脳内内因性光シグナル計測用埋植型CMOSイメージングデバイス」にご評価を頂き,大変感謝しております.私は,運動を制御している脳内の神経活動の解明には,麻酔や拘束等の影響を受けない自由行動状態での脳機能観測が重要と考えています.そのため,今回発表した新たな脳機能観測方法の開発を目指しました.本研究の観測手法をご評価いただけたことは,今後の研究への励みになりました.光機能素子科学研究室の皆様の御助言・御協力により,今回の賞をいただけたと感じております.今後,より一層気を引き締めて研究を進めていきたいと思います.

脳機能を解明する上で,非麻酔下における動物の脳機能観測は重要とされてきている.本研究では,動物頭部に完全に埋植できるほどの超小型の埋植型CMOSイメージングデバイスを開発し,実際に自由行動下での脳表を流れる血液の観測に成功した.さらに,神経活動に依存して変化する内因性シグナル(血流量変化)を観察対象とし,大脳皮質一次感覚野における感覚刺激応答を観察することに成功した.内因性シグナルを観察対象に採用した理由は,特別な脳の染色を必要とせず,長時間の安定した観測が可能だからである.本研究の成果として,小型埋植用CMOSイメージングデバイスによる自由行動実験中の脳機能観測を可能とした.

 

光機能素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください.

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