NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

グリーンデバイス研究室の戸松康行君が第9回薄膜材料デバイス研究会においてスチューデントアワードを受賞

2012年11月2日‐3日になら100年会館で開催された第9回薄膜材料デバイス研究会において,グリーンデバイス研究室の戸松康行君(博士前期課程2年)がスチューデントアワードを受賞しました.同賞は,本年度より新設された賞であり,参加者全てからの投票により選ばれる賞です.

フレキシブル熱電変換素子にむけた有機薄膜のゼーベック係数評価:導電性ポリマーおよびフラーレンの可能性探索

戸松 康行(M2),伊藤 光洋(M1),松原 亮介(特任助教),中村 雅一(特任教授)

このような素晴らしい賞をいただき,とても光栄に思います.研究を進めるにあたり,熱心に御指導いただきました,中村先生,松原先生をはじめ研究室の仲間に深く感謝いたします.皆様の支えがあったからこそ,今回の受賞につながったと思っています.この受賞を励みとし,今後の更なる発展を目指して日々研究活動に取り組んで参りたいと思います.

有機材料は,ポリマー基板上にデバイス形成が容易であるだけでなく,一般に熱伝導率が小さくゼーベック係数が大きいことから,世の中に薄く広がった排熱を回収する大面積フレキシブル熱電変換素子のための熱電変換材料として有望と考えられます.今回,独自の有機薄膜用in-situ熱電特性評価装置を用いて,高導電性ポリマーであるPEDOT:PSSおよび高純度のフラーレンについて熱電評価を行いました.PEDOT:PSSについては,導電率の異なる試料をいくつか測定し,ホッピング輸送の理論からパワーファクターをどこまで向上させられるかを見積もりました.高真空中で蒸着することによって成膜した高純度フラーレン薄膜については,in-situ測定によって今までに報告がないほどの非常に大きなゼーベック係数が得られました.

グリーンデバイス研究室のホームページはこちらをご覧ください.

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