NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

光機能素子科学研究室の野田俊彦助教が電気学会 優秀論文発表賞を受賞

2011年6月30日に開催された電気学会センサ・マイクロマシン部門バイオマイクロシステム研究会での野田助教らの研究発表が平成23年度の電気学会優秀論文発表A賞(IEEJ Excellent Presentation Award)に選出されました.同賞は,若手技術者にふさわしい優秀な論文を表彰(電気学会センサ・マイクロマシン部門で2名)するものです.

CMOSチップ搭載インテリジェント生体インタフェースデバイス

野田 俊彦
共著者:北尾 拓也(平成23年度修了生),伊藤 卓祐(平成23年度修了生),笹川 清隆(助教),徳田 崇(准教授),神田 寛行(大阪大学),田代 洋行(九州大学),寺澤 靖雄(ニデック),不二門 尚(大阪大学),太田 淳(教授)

伝統ある電気学会の創立 100 周年記念事業として創設された優秀論文発表賞を頂戴し,大変光栄に思います.本研究は人工視覚デバイス開発に関するものであり,大阪大学医学部,九州大学医学部,株式会社ニデックとの学際融合領域共同研究の成果です.関係各位に改めて感謝申し上げると共に,CMOSチップ搭載人工視覚デバイスの実用化に向け,研究に邁進したいと思います.

網膜色素変性症や加齢黄斑変性症などの視細胞機能不全に由来する疾患に対して,網膜細胞を電気刺激することで光覚を一部再建しようとする試みが網膜刺激型の人工視覚です.本研究では眼球に埋植して網膜を電気刺激する人工視覚デバイスを試作しました.超小型のCMOSマイクロチップを搭載する事により,個々の刺激電極が賢く動作するインテリジェント生体埋め込みデバイスです.CMOS搭載による高機能と生体埋め込みに適した柔軟性を両立したデバイスを試作し,動物実験によって網膜刺激が可能である事を確かめました.1000点以上の多点刺激にも発展可能な試作デバイスの特徴を活かして,現在は広い視野を実現するための大面積人工視覚デバイスの研究開発を進めています.

光機能素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください.

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