NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

反応制御科学研究室の張有来博士(2012年3月修了)が日本化学会第92春季年会において学生講演賞を受賞

2012年3月25日~28日に慶應義塾大学で開催された日本化学会第92春季年会において,反応制御科学研究室の張有来博士(2012年3月修了)が口頭発表を行い,学生講演賞を受賞しました.

新規チオクロモン型光解離性保護基の合成と酸誘導体への応用

張有来(D3), 杉浦遼(M1), 廣嶋稔(M1), 谷本裕樹(助教), 西山靖浩(助教), 森本積(准教授), 垣内喜代三(教授)

この賞を受賞したことを大変光栄に思っています.たくさんの方々の御協力や御支援がなければこの賞を頂くことはできなかったと実感しています.この機会に,垣内喜代三教授,森本積准教授,谷本裕樹助教,西山靖浩助教そして反応制御科学研究室の全てのメンバーに頂いたご助力,貴重なご助言,大きなご支援に心よりお礼申し上げます.(日本語訳)

当研究室では,光照射のみで保護基を脱保護できる光解離性保護基の開発に取り組んでいます.本研究では,ジアゾメチル基をリンカーとする新規チオクロモン型光解離性保護基を合成し,リン酸誘導体やアミノ酸保護へと展開しました.その結果,保護の過程で高い収率で反応が進行したのに加え,脱保護過程においても280nmの光照射だけでなく,より長波長の光源である365 nmのLED光源を用いても効率よく脱保護反応が進行することを見出しました.さらに,脱保護過程で生成した生成物が非常に高い量子収率で蛍光を発光することも見出しました.これは,脱保護の過程を蛍光をモニターすることで追跡できる興味深い結果です.この結果は,今回合成した新規光解離性保護基が生体内実験へと応用できる可能性を秘めていることを示しています.

 

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