NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

濱野凖一レーザーバイオナノ科学寄附研究室の増原宏特任教授がインド国立科学アカデミー外国人フェローに選ばれる

濱野凖一レーザーバイオナノ科学寄附研究室の増原宏特任教授は,2010年度インド共和国の国立科学アカデミー外国人フェローに選ばれ,このたびアカデミーより正式の証書が届きました.このアカデミーは1930年に発足したもので,様々の科学技術の領域をカバーし,千数百人のインド人会員のほか外国人フェロー84人を擁しています.

光化学,レーザーファブリケーション,時間分解分光の分野における貢献

この度インドから大変名誉あるアカデミーの外国人フェローにご指名をいただきました.本学の安田前学長もこのアカデミーのフェローを務めておられると伺っており,大変光栄に存じております.これも濱野凖一レーザーバイオナノ科学の寄附研究室の設置を認めていただき,その後もご支援いただいている本学物質創成科学研究科,旧財団法人濱野生命科学研究財団と関係者のおかげと感謝しています.私たちの研究はこれまでにもベルギーアカデミーに認められていますが,今回さらにインドでも評価されたことで,若い研究仲間,卒業生の励みになればと願っています.レーザーを駆使した分子科学技術の研究がいっそう活発になることを祈りつつ,支えてくださっている皆様にお礼を申し上げます.

1960年代後半にレーザーを用いたナノ秒時間分解吸収分光法をいち早く開発し,世界的にも極めて早い時期にナノ・ピコ秒の化学と呼ばれる化学反応ダイナミクスの研究領域の開拓に貢献した.以来,レーザーの持つ高いポテンシャル生かした分子光科学の研究に一貫して取り組んでおり,レーザーと顕微鏡を組み合わせて開発した分光・画像計測法を駆使し,レーザー誘起の新分子現象の探索を行うとともに,そのダイナミクスとメカニズムの解明を図ってきた.その先進的な研究は,ナノ物質の時間分解分光と光反応ダイナミクスの研究,アブレーション新現象の発見解明とナノバイオのための新手法の開発,集光レーザービームを駆使した光圧化学の開拓,の3業績にまとめられている.最近ではレーザーによる分子,アミノ酸,タンパク質の結晶化に取り組んであり,これらの系統的なレーザー化学研究が分光王国のインドで高く評価されたものである.

濱野凖一レーザーバイオナノ科学寄附研究室のホームページはこちらをご覧ください.

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