NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

量子物性科学研究室の児玉俊之さん(博士後期課程1年)が、応用物理学会関西支部第2回講演会でポスター賞(最優秀賞)を、関西支部総会で関西奨励賞を受賞

量子物性科学研究室の児玉俊之さんが、2013年10月9日に行われた応用物理学会関西支部第2回講演会でポスター賞(最優秀賞)を、また2014年2月28日に行われた応用物理学会関西支部総会で関西奨励賞を受賞しました。本講演会は、関西地方の若手研究者および学生が特定のテーマのもとで研究成果の発表を行い、相互の交流を深めることを目的としています。ポスター賞(最優秀賞)は講演会で最も優れたポスター発表者に贈呈されます。また関西奨励賞は応用物理学の普及・推進を目指して産業面・学術面で活力に満ちた活動を活発に展開している若手支部会員を顕彰するものです。

強磁性カイラルメタ分子の作製とスピン波共鳴

児玉俊之(D1)、冨田知志(助教)、細糸信好(准教授)、柳久雄(教授)

この度、応用物理学会関西支部講演会で私たちの研究を高く評価していただいたことを大変光栄に思います。日頃よりご指導ご鞭撻を賜りました冨田助教、細糸准教授、柳教授に心より感謝いたします。また実験が滞りなく進められるように装置の維持・管理をしていただいている技術職員の皆様に深く御礼申し上げます。最後に、研究活動に専念できるよう支えてくださった両親に深く感謝いたします。

本研究はマイクロメートルサイズの強磁性金属のらせん構造‐強磁性カイラルメタ分子‐を作製し、そのスピン波共鳴を調べたものです。薄膜応力を利用した自己巻上げ法で強磁性カイラルメタ分子を作製しました。メタ分子への印加磁場の角度を変化させながら、電子スピン共鳴装置を用いてスピン波共鳴測定を行いました。そして強磁性カイラルメタ分子が印加磁場の角度に依存しない特異な磁気共鳴を示すことを見出しました。形状異方性を有する螺旋構造でこのような等方的な応答を示すことは大変興味深いことです。本報告は強磁性カイラルメタ分子の磁気特性解明への第一歩であり、スピントロニクスおよびマグノニクス発展への重要な知見となります。

 

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