NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

凝縮系物性学研究室 堀江理恵さん(博士後期課程3年)が「第33回表面科学学術講演会にて講演奨励賞(スチューデント部門)」を受賞!

凝縮系物性学研究室の堀江理恵さん(博士後期課程3年)が、2013年11月26~28日につくば国際会議場にて開催された第33回表面科学学術講演会において平成25年度講演奨励賞(スチューデント部門)に選定され、2014年5月24日に開かれた定例総会において表彰されました。本賞は、日本表面科学会が若手研究者奨励のため、表面科学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を発表した学生会員に対してその功績を称え研究意欲を高めることを目的として授賞するものです。

「遷移金属二ホウ化物の価電子帯直線偏光2次元光電子分光」

当研究室で開発された2次元表示型球面鏡分析器(DIANA)を用いると、電子物性を理解するために不可欠なバンド分散を短時間で等エネルギー面ずつ測定できるだけでなく、立命館大学SRセンターBL-7の直線偏光と組み合わせることで、各バンドを構成する原子軌道について実験的に解析できます。本研究では、3000℃を超える高融点や金属的な電気伝導率、高耐食性を持つZrB2(0001) の価電子帯3次元バンド分散測定に初めて成功し、結合エネルギー3.4 eVにあるK点の電子状態を構成する原子軌道について、理論計算を交えて解析を行いました。

この度、表面科学学術講演会にて、このような素晴らしい賞を頂き大変光栄に思います。研究を遂行するにあたり、熱心に御指導下さいました大門先生、松井先生をはじめ、研究室の皆様に深謝致します。また、共同研究者である物質・材料研究機構(NIMS)の相澤博士、大谷博士、立命館大学の難波先生、滝沢先生に厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も原子軌道解析の研究を進め、より一層研究に精進したいと思います。

 

 

凝縮系物性学研究室のホームページはこちらをご覧ください.

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