NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

バイオミメティック科学講座の秋山元英研究員が日本化学会第90春季年会で優秀講演賞(学術)を受賞

2010年3月26日~29日に近畿大学本部キャンパス(大阪府東大阪市)において開催された「日本化学会第90春季年会」(日本化学会主催)において,バイオミメティック科学講座 秋山元英研究員が,「優秀講演賞(学術)」を受賞しました.

カルボシアニン色素を光捕集部位として導入したC60含有リポソームの光線力学活性の解析

秋山元英 池田篤志 菊池純一 小川拓哉 竹家達夫

この度,日本化学会第90春季年会において優秀講演賞(学術)を頂き大変光栄に思います.本発表は,バイオミメティック科学講座 池田篤志准教授および菊池純一教授,本学バイオサイエンス研究科,細胞増殖学講座 小川拓哉助教および竹家達夫教授と共同で取り組んだ研究成果をもとに行ったものです.今回の受賞を励みとし,今後のさらなる発展を目指して研究に邁進したいと思います.

近年,光励起により活性酸素を効率よく発生する[60]フラーレン(C60)は,光増感剤に光照射することで細胞殺傷能の高い活性酸素を産生させ,癌細胞を攻撃する光線力学療法への応用が期待されています.しかし,C60は光線力学療法において用いられている,長波長の光を効率よく吸収できないという問題点がありました.本研究では,植物が光合成で光を集める仕組みをヒントに,C60を内包させたリポソームに,光捕集アンテナ部位としてカルボシアニン色素の導入を行いました.その結果,C60がカルボシアニン色素からのエネルギー移動により励起し,高い光線力学活性を示すことが明らかになりました.

バイオミメティック科学講座のホームページはこちらをご覧ください.

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