NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

環境フォトニクスSRGの鄭祐政さんが第56回高分子研究発表会(神戸)エクセレントポスター賞を受賞

2010年7月16日に兵庫県民会館(兵庫県神戸市)において開催された第56回高分子研究発表会(神戸)において,環境フォトニクスSRGの鄭祐政さん(博士後期課程1年)がエクセレントポスター賞を受賞しました.同賞は,ポスター講演87件の中から6件が選考されました.

ポリシラン構造–光学特性相関を用いたカーボンナノチューブ表面での高分子鎖構造解析

鄭祐政  内藤昌信  藤木道也

この度,第56回高分子研究発表会(神戸)においてエクセレントポスター賞を頂き大変光栄に思います.本発表においてご指導・助言頂いた環境フォトニクスSRG 内藤昌信助教,生体適合物質科学講座 谷原正夫教授,光情報分子科学講座 河合壮教授,高分子創成科学講座 藤木道也教授をはじめ,研究科の皆様に感謝します.今回の受賞を励みとし,今後のさらなる発展を目指して研究に邁進したいと思います.

ポリマーラッピングによる単層カーボンナノチューブ (SWNT) の可溶化は,SWNTの簡便な可溶化法としてのみならず,SWNTを高機能化するためのハイブリッド法としても注目されています.そのため,高効率にポリマーラッピングを実現するための分子設計指針を確立し,その構造—物性相関を解明することが求められていました.しかし,従来の高分子構造解析法では,円筒状構造をしたSWNT表面にあるポリマー鎖のコンホメーションを直接測定することは困難でした.そこで本研究では,Si主鎖のσ共役に由来する紫外吸収を有するポリシラン (PSi) に注目しました.すなわち,PSiの特徴である,吸収極大波長,モル吸光係数,半値幅と,主鎖二面体角,剛直性との強い相関を利用することで,SWNT上でのPSiの詳細なコンホメーション挙動をUVスペクトル測定により詳細に解析することに成功しました.

 

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