NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

エネルギー変換科学講座の芝るみさんが第4回上海国際生物物理学・分子生物学会議で優秀ポスター賞受賞

エネルギー変換科学講座博士後期課程3年の芝るみさんが,8月4日-12日上海で開かれたThe 4th Shanghai International Conference on Biophysics and Molecular Biology (2010SICBM)(第4回上海国際生物物理学・分子生物学会議)において,優秀ポスター賞を受賞しました.同会議は,上海生物物理学会が主催し,5年に1度開かれる国際会議です.会議には,中国のほか,国際生物物理学会現会長,次期会長など,日本,アメリカ,ドイツ,イギリス,フランス等の第一線で活躍する生物物理学者が参加しました.

Extraction of the regions encoded foldability and/or functionability from dihydrofolate reductase by the systematic alanine insertion

芝 るみ,上久保 裕生,梅山 美香,政 さやか,山崎 洋一,山口 真理子,巌倉 正寛,片岡 幹雄

この度,The 4th Shanghai International Conference on Biophysics and Molecular Biology (2010SICBM) (第4回上海国際生物物理学・分子生物学会議)において,優秀ポスター賞を頂き,大変光栄に思います.本発表において,御指導頂いている片岡幹雄教授,上久保裕生准教授をはじめ,エネルギー変換科学講座の方々に深く感謝いたします.今後も様々なことに挑戦し,研究に邁進していこうと思います.

タンパク質の立体構造や機能は,アミノ酸配列によって決定されます.アミノ酸配列の意味を理解するために,配列の連続性の持つ意味を明らかにすることは重要な情報を与えると期待されます.芝さんは,アラニンを挿入することで配列を分断し,この分断が構造形成や機能発現に対する影響を詳細に調べました.ジヒドロ葉酸還元酵素に対して,網羅的アラニン挿入変異を行い,各変異体を精製した後,構造と酵素活性を測定しました.アラニン挿入で分断することにより,構造形成能を失う領域,酵素活性を失う領域,影響を受けない領域が明確に決定できました.アラニン挿入を受け入れない領域を構造エレメント,機能エレメントと同定しました.機能発現に必須な領域は,さらに補酵素(NADPH)結合に関与する領域,基質(ジヒドロ葉酸)の結合に関与する領域および触媒活性に関与する領域に分類することができました.この結果は,タンパク質の構築原理の理解に重要な貢献をすると期待されます.

表彰式で,Ruan教授と.
表彰式で,Ruan教授と.
片岡教授と会議の事務局長Shi教授との記念撮影
片岡教授と会議の事務局長Shi教授との記念撮影

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