NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

バイオミメティック科学講座の安原主馬助教が「International Symposium on Molecular Nanotechnology」において「Best Poster Award (The highest mark)」を受賞

2010年12月1日〜2日に奈良県新公会堂(奈良県奈良市)において開催された「International Symposium on Molecular Nanotechnology」において,バイオミメティック科学講座 安原主馬 助教が,「Best Poster Award (The highest mark)」を受賞しました.

Artificial Membrane Traffic System: Selective Propagation of Molecular Information Using Gemini Peptide Lipids as Molecular Switches

Kazuma Yasuhara, Zhong-hua Wang, Shizuyo Okuda, Akira Hirota, Jun-ichi Kikuchi (Graduate School of Materials Science, Nara Institute of Science and Technology), Satoshi Hiyama, Yuki Moritani (Research Laboratories, NTT DOCOMO Inc,)

この度,International Symposium on Molecular NanotechnologyにおいてBest Poster Award (The highest mark)を頂き,大変光栄に思います.本発表は,バイオミメティック科学講座とNTTドコモ株式会社との共同研究によって取り組んだ成果です.今回の受賞にあたりまして,菊池教授をはじめとするバイオミメティック科学講座の先生方,これまでに実験に取り組んで頂いた修了生を含む学生の皆様,そして共同研究先である(株)NTTドコモ先進技術研究所の関係諸氏に深く感謝いたします.

本研究は,生体内における選択的な物質輸送の手段の一つである膜輸送に着目し,リポソームを用いた人工細胞系での再構築をめざしたものです.本手法は,従来の概念とは全く異なる,分子を情報媒体として用いた新たな通信方式である「分子通信」の基盤技術としての利用が可能です.ここでは,金属イオン添加や光照射と言った外部刺激に応答する分子スイッチとしてジェミニ型ペプチド脂質を用いました.ジェミニペプチド脂質を修飾したリポソームは,外部刺激に応答して選択的に会合・脱会合することを明らかにしました.また,異なった外部刺激を組み合わせて連続的に加えることで,分子情報の送信機となるリポソームから,受信機となるリポソームへと情報分子を内包可能な小胞を輸送することも可能であることを示しました.

バイオミメティック科学講座のホームページはこちらをご覧ください.

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