NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

光機能素子科学講座の田川礼人君が映像情報メディア学会「優秀研究発表賞」を受賞

2009年10月1日から2日にキャンパス・イノベーションセンター東京で開催された映像情報メディア学会情報センシング研究会で発表した論文「マウス脳深部神経活動in vivo計測用マルチファンクショナルCMOSイメージセンサの開発」が対象となり,光機能素子科学講座の田川礼人君(2010年12月博士後期課程修了)が映像情報メディア学会「優秀研究発表賞」を受賞しました.本賞は2009年10月~2010年9月の1年間に開催された映像情報メディア学会の全研究会での発表の中から選出されたものです.授賞式は2010年12月14日に工学院大学(新宿キャンパス)のファカルティークラブで執り行われました.

マウス脳深部神経活動in vivo計測用マルチファンクショナルCMOSイメージセンサの開発

田川 礼人(平成22年12月博士後期課程修了)
共著者:南 裕樹(平成22年3月博士前期課程修了),三谷 昌弘(平成22年3月博士前期課程修了),野田 俊彦(助教),笹川 清隆(助教),徳田 崇(准教授),太田 淳(教授)

このたび,映像情報メディア学会よりこのような賞を頂き,大変光栄に思っております.本学会は放送技術・メディア情報・画像エレクトロニクス分野等において代表的な学会で,私は博士前期課程の時から研究発表をしてきました.今回,偶然ですが博士後期課程の修了に合わせて本賞を頂いたこともあり,これまでを振り返りお世話になった方々へ感謝の気持ちで一杯です.受賞対象となった発表は,戦略的創造研究推進事業(CREST)「バイオメディカルフォトニックLSIの創成」(研究代表者太田淳教授)によるものです.御指導頂きました太田淳先生,徳田崇先生を始め光機能素子科学講座の皆様,並びにバイオサイエンス研究科細胞構造学講座の塩坂貞夫先生,石川保幸先生,田村英紀先生,畠中由美子研究員に深く感謝いたします.今回の受賞を励みに,今度も日々研究活動に励んで参りたいと思います.

脳神経科学や医療の分野では海馬や大脳基底核,扁桃体といった脳深部の神経活動が注目されています.しかし、従来の技術はマウスなど実験用小動物の特に脳深部の神経活動をリアルタイムでイメージングすることが極めて難しく,新しい技術が求められていました.そこで,マウスの脳深部の神経活動を高時間・空間分解能で観察可能とすべく,蛍光イメージングや神経電極の機能をチップ上に集積化した小型低侵襲なCMOSセンサを開発しました.試作したCMOSセンサは脳模擬材料を用いた実験によって蛍光イメージングに成功,特に電極エリアでは蛍光イメージングに加えて電位計測や電気刺激も同時に実行可能であることを実証しました.

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