NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

凝縮系物性学講座の松井公佑君が放射光表面部会・顕微ナノ材料科学研究会合同シンポジウムにおいて優秀ポスター賞を受賞

2010年12月10日に開催された,放射光表面部会・顕微ナノ材料科学研究会合同シンポジウムにおいて,凝縮系物性学講座の松井公佑君(博士前期課程2年)が優秀ポスター賞を受賞しました.

4H-SiC(0001)上単層グラフェンの層分解構造解析

(発表者)松井公佑(M2)
(共著者)松井文彦(助教), 松下智裕(SPring-8), 橋本美絵(助教), 後藤謙太郎(D3), 前島尚行(M2), 大門寛(教授)

この度,大変名誉ある賞をいただき光栄に思います.日頃から熱心に御指導頂いている大門寛教授,松井文彦助教をはじめ,実験・解析ソフトの開発でお世話になっているSPring-8の松下智裕博士,研究生活において大きな支えになっている凝縮系物性学講座の皆様に深く感謝いたします. 今後も本研究の更なる発展を目指し,取り組んでいきたいと思います.

2010年のノーベル物理学賞は,グラフェンを初めて単離した研究者に与えられました.発見からわずか数年での受賞に,グラフェンが持つ特性に多くの人が魅了されていることが伺えます.現在,実用化を念頭に,高品質で広い面積のグラフェンを得るための研究が盛んになされており,シリコンカーバイドを加熱するエピタキシャル成長法は,工業的に有望視されています.しかし,グラフェンが形成される過程での原子構造や電子状態は明らかにされておらず,また,その観察手段も確立されていないのが現状でした.本研究では,大型放射光施設SPring-8に設置されている二次元表示型球面鏡分析器(DIANA)を用いて,グラフェンの形成過程を追跡し,局所的な原子構造や電子状態の観察を行いました.そして,グラフェンの直接観察に世界で初めて成功し,また従来明らかにされていなかった,グラフェン前駆体の原子構造モデルの構築に成功しました.

凝縮系物性学講座のホームページはこちらをご覧ください.

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