NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

環境適応物質学研究室の鬼頭知宏君(博士前期課程2年)が化学工学会第80年会(2015)において学生ポスター賞(銅賞)を受賞

2015年3月21日、芝浦工業大学にて開催された化学工学会第80年会(2015)において、環境適応物質学研究室の鬼頭知宏君が学生ポスター賞を受賞しました。同賞は、78件の発表から11名に贈られました。

細孔内充填型Pd/多孔質アルミナ複合膜の調製と水素分離性能

鬼頭知宏(M2)、武山博道(平成23年度博士前期課程修了生)、馬場美智子(RITE化学研究グループ無機材料チーム研究助手)、余語克則(客員教授)

この度,化学工学会第80年会(2015)において学生ポスター賞(銅賞)を頂けたことを大変光栄に思います.本研究の遂行にあたり、日頃からご指導頂いている余語克則客員教授をはじめ、助言を頂きました公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)化学研究グループ無機材料チームの皆様方に深く御礼申し上げます。研究について解明すべき課題が多い中、今回の受賞を励みにして今後の更なる発展を目指し、より一層研究活動に精進して参ります。

Pd膜は高い水素選択性能と透過性能を有しているため、高効率、省エネルギー、コンパクトな膜分離型水素製造装置への適用が期待されています。しかしながら、Pd膜は薄膜化した際脆くなる欠点があるため、その耐久性を向上させる必要があります。そこで、当研究グループでは、多孔質アルミナ支持体中にPd層を充填した、高い耐久性を有するPd/アルミナ複合膜を検討しています。今回の発表では、Pd膜を調製する際の熱処理を高温で行ったことで、従来よりも2倍程度高い水素透過係数を有するPd膜を調製できました。また、これまで膜が破壊していた温度領域で昇温と降温を繰り返しても、水素透過係数と水素分離性能が変化しなかったことから、高温で熱処理したPd膜は高い耐久性を有することが分かりました。

 

環境適応物質学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

 

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