NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

反応制御科学研究室の藤井徹治君(M2)らの学術論文が採択され、英国王立化学会のOrganic & Biomolecular Chemistryの表紙(Inside Front Cover)に選出されました。

反応制御科学研究室の藤井徹治君(M2)らの学術論文が採択され、英国王立化学会のOrganic & Biomolecular Chemistryの表紙(Inside Front Cover)に選出されました。

ホルマリンやパラホルムアルデヒドなどのホルムアルデヒドを炭素源としたビニルアレーン類の不斉ヒドロホルミル化反応の開発に成功した。高い分岐アルデヒド選択性、高いエナンチオ選択性をもって反応は進行し、2-アリールプロピオンアルデヒド誘導体を合成できた。これまでに報告されている関連化学変換では、可燃性・毒性の高い一酸化炭素と爆発性をもつ水素との混合ガスを直接用いる必要があった、今回の手法を利用することによりこれらガスを用いることなく簡便に実施できるようになった。
ホルムアルデヒドは、天然ガスや石炭などの化石資源から、また近年では、二酸化炭素からの製造が確立されつつある、安価で持続供給可能な炭素資源の一つである。本研究成果は、この炭素資源の、合成化学における従来にはない利用法を提供する。さらに、本化学変換で合成できる2-アリールプロピオンアルデヒド誘導体は、イブプロフェンやナプロキセンなどの非ステロイド系消炎鎮痛剤へ容易に変換でき、これらの簡便な合成として有望である。
Organic & Biomolecular Chemistry誌上発表論文へのリンク
http://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2015/ob/c5ob00378d#!divAbstract
Inside Front Coverへのリンク
http://pubs.rsc.org/en/content/articlepdf/2015/ob/c5ob90070k?page=search

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