NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

反応制御科学研究室の西山靖浩助教が、日本化学会第95春季年会において優秀講演賞(学術)を受賞

2015年3月26日~29日に日本大学船橋キャンパスにおいて開催された「日本化学会第95春季年会」において,反応制御科学研究室 西山靖浩 助教が,「優秀講演賞(学術)」を受賞しました。

Synthesis and Evaluation of Novel Caged Antisenseoligonucleotide Possessing Fluorescence Property

西山靖浩(助教)、佐々木康雄(D3)、久井輝亘(平成26年度修了生)、日影 薪(M2)、垣内喜代三(教授)

この度,日本化学会第95春季年会において優秀講演賞(学術)を頂き,大変光栄に思います。今回の受賞にあたりまして,垣内教授をはじめとする反応制御科学研究室の先生方ならびに熱心に実験に取り組んでくださった学生の皆様に深く感謝致します。

当研究室では、生理活性物質に光で脱離する保護基を付け、その活性を一時的に失活させたケージド化合物の研究に取り組んでいます。ケージド化合物は光を照射して保護基を外すことで元の生理活性が復元することから、生命現象の機構解明に有効な手法です。しかしながら、生理活性の復元には別途生理活性評価を必要とすることから、オンタイムでの検討ができないという大きな課題が残されていました。一方、我々が開発した光解離性保護基を用いると保護基の脱離の際に強い蛍光発光体を副生するという特徴を有しています。本研究では、核酸の一種であるチミジンに我々が開発した保護基を付けたケージド核酸を新規合成し、その脱保護過程の蛍光モニターに初めて成功しました。さらに、ケージド核酸をアンチセンス分子へと展開した新規ケージドアンチセンスオリゴを合成し、光照射により元のアンチセンスオリゴの機能復元にも成功しました。これらの成果が高く評価されて今回の受賞に至りました。

 

反応制御科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

トピックス

  • Youtube 物質創成科学研究科・オフィシャルチャンネル
  • 大学へのアクセス・問合せ

ピックアップコンテンツ

  • 新領域を切り拓く光ナノ研究者の養成
  • ITP 若手研究者インターナショナルトレーニングプログラム
  • ナノテクノロジープラットフォーム 分子・物質合成プラットフォーム
  • グリーンフォトニクス研究プロジェクト
    • 年間予定表
    • 物質創成科学研究科 公式Facebookページ