NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

有機固体素子科学研究室の阿部竜君(博士後期課程1年)が、Eighth International Conference on Molecular Electronics and Bioelectronics (M&BE8)でOutstanding Student Poster Awardを受賞

2015年6月22日‐24日にタワーホール船堀で開催されたEighth International Conference on Molecular Electronics and Bioelectronicsにおいて、有機固体素子科学研究室の阿部竜君(博士後期課程1年)がOutstanding Student Poster Awardを受賞しました。今回のポスター講演は126件であり、そのうち10件が受賞しました。

Irregularly large Seebeck coefficients and their temperature dependence observed in pure organic semiconducting materials

阿部 竜(D1), 高橋 功太郎(D2), 伊藤 光洋(D2), 藤原 史弥(M2), 小島 広孝(特任助教), 松原 亮介(特任助教), 葛原 大軌(助教), 山田 容子(教授), 山本 達也(日本化薬), 薬師寺 秀典(日本化薬), 池田 征明(日本化薬), 中村 雅一(特任教授)

このような素晴らしい賞をいただき、とても光栄に思います。研究を進めるにあたり、熱心に御指導いただきました。中村先生、松原先生、小島先生をはじめ研究室の仲間に深く感謝いたします。また、共同研究者である有機光分子科学研究室の山田先生、葛原先生、高橋さん、日本化薬の池田さん、山本さん、薬師寺さんに的確な助言をいただき心より感謝申し上げます。特に高橋さんには試料供給に関しまして、お忙しい中、無理な要望も快く引き受けてくださいました。今回の受賞にあたり、実験事実と理論的な考察の整合性において、具体的な比較および提案を行ったことが評価され受賞に至ったと考えております。この受賞を励みとし、今後の更なる発展を目指して日々研究活動に取り組んで参りたいと思います。

熱はエネルギーの最終形態であり、私たちの生活環境に薄く広く存在しています。これを効率よく電気エネルギーとして回収するためには、低コストで大面積なフレキシブル熱電変換素子の実現が強く望まれています。このような背景のもと、私たちは実用的な性能を有する次世代の高性能有機熱電材料の探索を行ってきました。その結果、有機低分子半導体材料を用いて 0.1 V/K 以上という巨大なゼーベック係数が現れることを見いだしました。この巨大ゼーベック効果は従来知られている理論では説明できないまったく新しい現象であることが示されました。

 

有機固体素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

トピックス

  • Youtube 物質創成科学研究科・オフィシャルチャンネル
  • 大学へのアクセス・問合せ

ピックアップコンテンツ

  • 新領域を切り拓く光ナノ研究者の養成
  • ITP 若手研究者インターナショナルトレーニングプログラム
  • ナノテクノロジープラットフォーム 分子・物質合成プラットフォーム
  • グリーンフォトニクス研究プロジェクト
    • 年間予定表
    • 物質創成科学研究科 公式Facebookページ