NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

情報機能素子科学研究室の藤本裕太君(博士前期課程2年)が34th Annual International Conference on Thermoelectrics(ICT 2015) and 13th European Conference on Thermoelectrics (ECT 2015)において,The International Thermoelectric Society (ITS) Poster Awardsを受賞

2015年6月28-7月2日にInternational Congress Center, Dresden, Germanyにて開催された34th Annual International Conference on Thermoelectrics(ICT 2015) and 13th European Conference on Thermoelectrics (ECT 2015)において,情報機能素子科学研究室の藤本裕太君(博士前期課程2年)がThe International Thermoelectric Society (ITS) Poster Awardsを受賞しました.同賞は,ポスター発表250 件の中から10名に贈られました.

Improvement of Thermoelectric Properties of a-InGaZnO Thin Film Optimizing Carrier Concentration

藤本 裕太(M2), 上沼 睦典(助教), 石河 泰明(准教授), 浦岡 行治(教授)

この度は熱電分野における大変栄誉ある賞をいただき,大変光栄に思います.この度,34th Annual International Conference on Thermoelectrics(ICT 2015) and 13th European Conference on Thermoelectrics (ECT 2015)において,私たちの研究内容を高く評価していただいたことを大変光栄に感じております.今回の受賞に関しまして,浦岡教授を始めとして,石河准教授,上沼助教,及びご指導いただきました情報機能素子科学研究室のスタッフの方々と,研究室の皆様に,この場を借りて深く御礼申し上げます.本研究で行った透明酸化物半導体であるa-InGaZnOのキャリア密度制御への着目が高く評価され受賞に至ったのだと思います.本賞を励みに,今後とも日本の物質科学の発展に貢献していきたいと思います.

身近な排熱を電気に変換する熱電変換素子では、低温領域での新規材料が必要とされており、我々はa-IGZO薄膜の熱電デバイス応用について検討を行っています。a-IGZOは、透明・室温成膜可能・キャリア濃度の制御性が良いなどの特長を持ち、薄膜トランジスタ分野においてはフレキシブルエレクトロニクスなどへの応用が研究されています。このa-IGZOが熱電変換材料として利用できれば、透明フレキシブル熱電素子やセンシング素子などへの応用が可能であると考えられます。本研究は,成膜時の酸素流量比が与えるa-IGZO薄膜の熱電特性についての評価を報告したものです。その結果として、酸素流量比におけるキャリア密度制御により、これまでの報告よりも大きな熱電性能を得ることが出来ました。また、得られた熱電特性の理論解析もおこない、フレキシブル熱電素子への実現のための新たな知見となりました。

 

情報機能素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

トピックス

  • Youtube 物質創成科学研究科・オフィシャルチャンネル
  • 大学へのアクセス・問合せ

ピックアップコンテンツ

  • 新領域を切り拓く光ナノ研究者の養成
  • ITP 若手研究者インターナショナルトレーニングプログラム
  • ナノテクノロジープラットフォーム 分子・物質合成プラットフォーム
  • グリーンフォトニクス研究プロジェクト
    • 年間予定表
    • 物質創成科学研究科 公式Facebookページ