NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

先進機能材料研究室の藤原裕客員教授が、平成28年度表面技術協会協会賞を受賞

2016年2月26日、先進機能材料研究室の藤原裕客員教授が一般社団法人表面技術協会「平成28年度協会賞」を受賞しました。同賞は、表面技術協会が,表面技術の学理および技術の進歩発展に顕著な貢献をした者を表彰するものであり,約2500名の同会会員の中から毎年1名以内に授賞するとされています。

環境調和めっき技術の開発と応用に関する研究

藤原 裕

環境負荷の小さい表面処理プロセスの開発に長年取り組んできたことに対して,思いがけなく栄誉ある表面技術協会協会賞を受賞いたしました。現在の表面技術は,製品の表面を処理することにとどまらず,金属微細構造物の製造方法や新材料創製のための低環境負荷・低温プロセスとして大きな変貌を見せ始めています。今後の表面技術の進歩とそれを裏打ちする基礎研究の発展に大いに期待するところです。

環境に調和する多くのめっき技術を開発・実用化するとともに,その析出機構を明らかにするなどの学術的業績を上げてきた。開発した代表的な環境調和めっき技術として,シアンフリー浴からの銅-亜鉛合金めっき,はんだの鉛フリー化に対応するスズ/銀ナノ粒子複合めっき,などがあげられる。銅-亜鉛合金めっきの開発の過程では,多用されているシアン化物浴からのめっきにおいてβ’–CuZn規則合金の形成を伴った亜鉛のアンダーポテンシャル析出が重要な役割を果たしていることを見いだした。一方,スズ/銀ナノ粒子複合めっきの開発に際しては,めっき浴中の銀ナノ粒子の構造を明らかにするとともに,銀ナノ粒子コロイド溶液の直接調製へと展開し,エレクトロニクス実装の分野におけるめっき技術の革新の端緒を開いた。

 

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