NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

光情報分子科学研究室の金澤類君(博士後期課程3年)が、日本化学会第96春季年会において学生講演賞を受賞

2016年3月24日~27日に同志社大学で開催された日本化学会第96春季年会において、光情報分子科学研究室の金澤類君(発表時:博士後期課程2年)が口頭発表を行ない、「学生講演賞」を受賞しました。同賞は、一般研究発表(口頭講演)で博士後期課程に在籍する学生会員の講演を対象に選考を行ない、発表内容、プレゼンテーション、質疑応答などにおいて優れた講演で、講演者の今後の一層の研究活動発展の可能性を有すると期待されるものに対して贈呈されるものです。本年度は、対象の講演327件の中から98件が選出されました。

蛍光性フォトクロミックターアリーレンにおける分子内電荷移動の競合現象

金澤類(現:博士後期課程3年)

中嶋琢也(准教授)

Michel Sliwa(フランス・リール第1大学、研究員)

河合壯(教授)

この度、日本化学会第96春季年会に於いて学生講演賞を賜りまして、大変光栄に思います。今回の受賞にあたりまして、河合教授、中嶋准教授をはじめとする光情報分子科学研究室の皆さまに感謝いたします。また本研究は、フランス・リール第1大学のMichel Sliwa博士との共同研究によるものです。超高速分光においてご協力いただいた同博士にもこの場を借りて厚くお礼申し上げます。この受賞を励みに、今後も一層研究に邁進する所存です。

フォトクロミック分子の蛍光特性は、その光異性化反応によってON-OFF制御することができます。この特性をもつ分子は、2014年のノーベル化学賞授賞対象ともなった超解像蛍光イメージング技術をはじめ、様々な技術への応用が期待されています。本研究では、ドナー・アクセプター構造に由来した、分子内電荷移動発光型のフォトクロミック分子を開発しました。そして、超高速分光を含めた分光学測定および量子化学計算から、局所励起状態からの緩和過程の分配を示唆する、光反応と分子内電荷移動発光の競合現象を見出しました。

 

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