NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

超分子集合体科学研究室の小林紀君(博士後期課程2年)が、第26回金属の関与する生体関連反応シンポジウムにおいてポスター賞を受賞

2016年6月17日~18日に北海道大学学術交流会館 (北海道)で開催された第26回金属の関与する生体関連反応シンポジウムにおいて、超分子集合体科学研究室の小林紀君(博士後期課程2年)がポスター賞を受賞しました。同賞は、金属の関与する生体関連反応の発展に貢献しうる優秀なポスター講演を行った若手研究者を表彰し、その成果を称えることを目的として、ポスター総数26件の中から3件の発表に対して授与されたものです。

NMR characterization of the interaction between cytochrome c and cardiolipin-incorporated bicelles

小林 紀 (D2),長尾 聡(助教),廣田 俊 (教授)

この度,第26回金属の関与する生体関連反応シンポジウムにおいて、ポスター賞を受賞することができ大変光栄に存じます。今回の受賞にあたり、廣田教授,長尾助教をはじめとする超分子集合体科学研究室の皆様に深く感謝致します。

シトクロムcはミトコンドリア膜間部に存在するタンパク質であり,ミトコンドリア内膜に存在するリン脂質のカルジオリピンと相互作用しています。シトクロムcとカルジオリピンの相互作用は細胞死であるアポトーシスを引きおこす生理的に重要な相互作用ですが,詳細な相互作用様式は明らかではありませんでした。本研究では溶液NMRでシトクロムcとカルジオリピン含有脂質二分子膜の相互作用を詳細に解析することにより,シトクロムc上のカルジオリピンとの相互作用部位を特定することに成功し,シトクロムcの脂質膜結合機構を明らかにしました。

 

超分子集合体科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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