NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

バイオミメティック科学研究室の安原主馬助教が第26回バイオ・高分子シンポジウムにおいて若手研究者奨励講演賞を受賞

2016年7月28日〜29日に東京工業大学・大岡山キャンパスにおいて開催された「第26回バイオ・高分子シンポジウム」において,バイオミメティック科学研究室 安原主馬 助教が,「若手研究者奨励講演賞」を受賞しました。

細菌の細胞膜を攻撃するカリックスアレーン抗菌剤のデザイン

安原主馬(助教)・中野卓斗(平成27年度修了生)・木畑秀仁(M2)・菊池純一(教授)

この度、第26回バイオ・高分子シンポジウムにおいて若手研究者奨励講演賞を頂き、大変光栄に思います。今回の受賞にあたりまして、バイオミメティック科学研究室の菊池教授、またこれまで本研究に取り組んで頂いた修了生を含む学生の皆様に深く感謝いたします。

近年、従来の抗生物質に対して耐性を獲得した病原菌による感染症の拡大が世界レベルでの脅威となっており、院内感染に代表される多くの健康被害を招いています。多くの生き物は、原始的な免疫系として抗菌性ペプチドを有しており、この抗菌性ペプチドは薬剤耐性を誘導しにくく、かつ幅広い種類の細菌に対して有効であることが知られています。本研究では、天然の抗菌性ペプチドにヒントを得て、従来の抗生物質とは全く異なる作用機序を有する新しい合成抗菌剤の開発を行いました。今回開発した抗菌剤は、細菌の細胞膜を攻撃することで作用し、天然の抗菌性ペプチドをしのぐ抗菌活性を示すのみならず、従来の抗生物質のような薬剤耐性を誘導しないことを明らかにしました。本研究で開発した抗菌剤は、深刻化する薬剤耐性問題の解決にむけた新しいアプローチとして期待されます。

バイオミメティック科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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