NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

センシングデバイス研究室の中内大介君(博士前期課程2年)が第77回応用物理学会秋季学術講演会でPoster Awardを受賞

2016年9月13日から16日の間に開催された第77回応用物理学会秋季学術講演会において中内大介君(博士前期課程2年)がPoster Awardを受賞しました。同賞は第77回応用物理学会秋季学術講演会で発表された1101件のポスター発表のうち、厳正な審査の結果、応用物理学の視点から特に価値のあるポスター発表を行った16名に対して授与されました。

Eu添加SrAl2O4単結晶のシンチレーション特性評価

中内 大介(M2)、岡田 豪(助教)、河口 範明(准教授)、柳田 健之(教授)、越水 正典(東北大学)

第77回応用物理学会秋季学術講演会においてPoster Awardを受賞し、大変光栄に感じております。本研究を行うにあたり、精力的にご指導頂きました柳田先生、越水先生をはじめとする先生方に深く御礼申し上げます。今後も本受賞を励みとし、放射線計測分野の研究に尽力していく所存です。

シンチレータは放射線照射により発光する蛍光体であり、医療・セキュリティ機器を始めとする様々な分野で利用されている。EuとDyを共添加したアルミン酸ストロンチウム (SrAl2O4)は蓄光体として製品化されている有名な材料であるが、そのシンチレータとしての研究はほとんど発展していない。シンチレータを始めとする検出器は放射線を効率よく検出するバルク体での利用が大半となるため、単結晶の材料形態は非常に重要となる。今回我々は単結晶育成の手法としてFloating Zone法を用いて、Euを添加したSrAl2O4バルク単結晶の合成を行い、シンチレーション特性をはじめとする放射線照射時の発光特性についての評価を行った。Csガンマ線を照射した時のパルス波高分布から発光量を求めたところ、現在最高の発光量を示す酸化物単結晶と同等の値を示し、今後の材料探索に多大な影響を与える結果となった。

 

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