NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

超分子集合体科学研究室の松尾貴史准教授が第14回(平成28年度)有機合成化学協会関西支部賞を受賞

超分子集合体科学研究室の松尾貴史准教授が、第14回(平成28年度)有機合成化学協会関西支部賞を受賞しました。この賞は、有機合成化学に関連した研究・技術で新規性または独自性が認められる萌芽的な研究をはじめ、産・学界の研究・技術で、独自性が窺えるもの、また社会的価値があるものに与えられるものです。

合成化学と生化学手法の相補的優位性を活かした新規バイオ触媒反応システムの開発

松尾貴史(准教授)

この度、第14回(平成28年度)有機合成化学協会関西支部賞を賜り、大変光栄に思います。今回の受賞にあたりまして、推薦してくださった垣内喜代三教授をはじめ、研究室のスタッフ、学生さん、測定等で多大なご協力をいただいた技術職員のみなさんに厚く御礼申し上げます。今後とも、合成化学と生体分子化学の境界領域で、一層研究活動に邁進していく所存です。

近年の環境問題に対する関心の高まりと生化学的実験技術の進歩に伴い、有機合成化学においても、様々なタイプの有機反応をタンパク質空間で行う手法の開発が望まれています。そこで、受賞者は、これまでに合成化学的手法と生化学的手法それぞれの相補的な優位性を組み合わせて、合成化学者が入手かつ取り扱い容易なタンパク質を使って、従来多くの研究例のある酸化反応のみならず、「炭素—炭素結合生成」という有機合成化学において基本的かつ重要でありながら、天然酵素ではカバーするのが困難な反応をタンパク質空間で行うシステムを開発しました。その研究過程で、新しい有機金属化学反応の基礎的知見も得られ、有機化学的アプローチによるタンパク質科学と有機化学反応論の双方の研究分野に貢献しました。

 

超分子集合体科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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