NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

センシングデバイス研究室の熊本成美さん(博士前期課程1年)がThe 12th International Workshop on Ionizing Radiation MonitoringにおいてExcellent Poster Awardを受賞

2016年12月6日大洗パークホテルにおいて、センシングデバイス研究室の熊本成美さん(博士前期課程1年)がThe 12th International Workshop on Ionizing Radiation Monitoringにおいて受賞した「Excellent Poster Award」の授賞式がありました。同賞は上記ワークショップにて発表されたポスター発表67件中、5人が受賞しました。

Scintillation and Optical Properties of Pr-doped 12CaO・7Al2O3 Single Crystals Grown by the FZ Method

熊本 成美(M1)、中内 大介(M2)、加藤 匠(M2)、岡田 豪(助教)、河口 範明(准教授)、柳田 健之(教授)

人生初の国際学会において、このような素晴らしい賞を賜り、大変嬉しく思います。御指導頂いた柳田教授、河口准教授、岡田助教授をはじめセンシングデバイス研究室の先輩方、同期に深く感謝申し上げます。今回の受賞を真摯に受け止めて、今後の研究に更なる発展を加えられるように日々研究活動に取り組んで参ります。

蛍光体を利用する放射線検出素子の一つにシンチレータがあります。放射線が照射されると発光する蛍光体であり、X線CTや石油資源探査などのさまざまな分野に応用されています。12CaO・7Al2O3(C12A7)は地球上のありふれた元素で構成されており、バンドギャップが大きいために透明な単結晶が得られ、さらに還元処理を施すと導電性を示すなど興味深い性質を有しています。Pr3+を添加したC12A7のセラミックスおよび粉末の光学特性に関しては報告があるものの、バルク結晶体に関するもの、さらにはシンチレーション特性に関してもほとんど報告がありませんでした。化学組成的には荷電粒子用検出器への応用が期待できるため、我々は発光中心としてPr3+を添加したC12A7単結晶をFZ法により合成し、その光物性、シンチレーション特性、ドシメータ特性を評価いたしました。Pr3+の4f-4f遷移由来の強い赤色のシンチレーション光さらに蓄積型蛍光も観測され、シンチレータのみならず個人被ばく線量計などのドシメータへの応用も可能である事が明らかとなりました。

 

センシングデバイス研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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