NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

センシングデバイス研究室の熊本成美さん(博士前期課程1年)がAMEC-2016 The 10th Asian Meeting on Electroceramicsにおいて3rd PLACE POSTER AWARDを受賞

2016年12月7日台湾の台北市において、センシングデバイス研究室の熊本成美さん(博士前期課程1年)がThe 10th Asian Meeting on Electroceramicsにおいて受賞した「3rd PLACE POSTER AWARD(銅賞)」の授賞式がありました。同賞は上記ワークショップにて発表されたポスター発表354件中、3人(ほか金賞1人、銀賞1人)が受賞しました。

Scintillation and Dosimeter Properties of Tb-Doped 12CaO・7Al2O3 Electride Single Crystals Grown by the FZ Method

熊本 成美(M1)、中内 大介(M2)、岡田 豪(助教)、河口 範明(准教授)、柳田 健之(教授)

セラミックス材料全般を扱う大規模な国際学会において、このような素晴らしい賞を受賞でき大変光栄に思うとともに忘れられない思い出になりました。御指導頂いた柳田教授、河口准教授、岡田助教授をはじめセンシングデバイス研究室の先輩方、同期に深く御礼申し上げます。今回の受賞を真摯に受け止めて、これからも研究活動に取り組んで参ります。

蛍光体を利用する放射線検出素子には2種類あります。シンチレータは放射線が照射されると即発的に発光し、核医学装置や空港の荷物検査器などのセキュリティなど分野に応用されています。一方、ドシメータは吸収した放射線のエネルギーをキャリア捕獲と言う形で蓄積し、準安定状態を経て光や熱などの外部刺激により発光し、個人被ばく線量計などに応用されています。12CaO・7Al2O3(C12A7)はユビキタス元素で構成された透明な単結晶であると共に、還元処理を施すと導電性を示すため注目されている材料です。希土類であるTbを添加したC12A7の粉末およびセラミックスの光学特性に関する報告はあるものの、バルク結晶体に関するものや、さらにはシンチレーション特性に関してはほとんど報告がありません。今回我々は発光中心としてTbを添加したC12A7の単結晶をFloating Zone法により合成し、その光学特性、シンチレーション特性さらにドシメータ特性を評価いたしました。結果として、Tb3+ の4f-4f 遷移に起因する由来の強い緑色蛍光を示したことから、放射線検出素子に限らず導電性を生かしたディスプレイなどのデバイス分野への応用も期待できると考えられます。

 

センシングデバイス研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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