NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

超分子集合体科学研究室の小林紀君(博士後期課程2年)が第54回日本生物物理学会年会において学生発表賞を受賞

2016年11月25日~27日につくば国際会議場(茨城)で開催された第54回日本生物物理学会年会において、超分子集合体科学研究室の小林紀君(博士後期課程2年)が学生発表賞を受賞しました。同賞は、生物物理学の発展に貢献しうる優秀な発表を行った学生を表彰し、その成果を称えることを目的として、応募総数130件の中から53件の発表に対して授与されたものです。

 

シトクロムcとカルジオリピン含有バイセルの相互作用の溶液NMR解析

小林 紀 (D2),長尾 聡(助教),廣田 俊 (教授)

この度,第54回日本生物物理学会年会において、学生発表賞を受賞することができ大変光栄に存じます。今回の受賞にあたり、廣田教授,長尾助教をはじめとする超分子集合体科学研究室の皆様に深く感謝致します。

ミトコンドリア膜間部に存在する電子伝達タンパク質のシトクロムcは,ミトコンドリア内膜に存在するリン脂質のカルジオリピンと相互作用しています。シトクロムcとカルジオリピンの相互作用はシトクロムcを電子伝達タンパク質から酸化酵素へと変貌させ,細胞死であるアポトーシスを引きおこす生理的に重要な化学反応を引き起こします。しかしながら,これまでシトクロムcとカルジオリピンの相互作用の分子機構は明らかではありませんでした。本研究では核磁気共鳴分光法により,シトクロムcとカルジオリピン含有脂質二分子膜の相互作用を詳細に解析することで,シトクロムc上のカルジオリピンとの相互作用部位を特定することに成功し,シトクロムcの脂質膜結合機構を明らかにすることができました。

 

超分子集合体科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

 

 

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