NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

センシングデバイス研究室の井頭卓也君(博士前期課程2年)が第64回応用物理学会春季学術講演会において放射線分科会学生ポスター賞を受賞

2017年3月14-17日にパシフィコ横浜にて開催されました第64回応用物理学会春季­学術講演会において、センシングデバイス研究室の井頭卓也(博士前期課程1年)が放射線分科会の学生ポスター賞を受賞しました。同賞は66件のポスター発表の中から6名の優秀者に授与されました。

Ce:0.5%添加(X8Sr2)(SiO4)6O2(X=Y,Gd,Lu)単結晶のシンチレーションおよび光物性

井頭 卓也(M1)、森 正樹(M2)、岡田 豪(助教)、河口 範明(准教授)、柳田 健之(教授)

この度は第64回応用物理学会秋季学術講演会において、放射線分科会学生ポスター賞という素晴らしい賞を賜り、大変光栄に思います。また本研究が受賞するにあたって、多大なご協力をいただいた共同研究者および指導教員の皆様に感謝を申し上げます。今後も真摯に研究活動に取り組んでまいります。

シンチレータは放射線励起により紫外線や可視光を放出する蛍光体で、工業・医療現場など広範な分野で応用されています。本研究では、アパタイト型構造の単結晶シンチレーRE8AE2(SiO4)6O2 (RE:希土類元素, AE:アルカリ土類元素)に着目し、研究を進めています。先行研究として、Ceを0-2%まで添加した(Gd8AE2)(SiO4)6O2 (AE=Ca,Sr)単結晶の作製・評価を行った結果、Srを置換したCe:0.5%添加サンプルがα線を照射した際に最も高い発光量を得ることができました。しかしGdとCeの相互作用に起因すると考えられる、遅い減衰時定数も確認され、これは応用上において数え落としなどの原因となる可能性があります。そこで本研究では、GdとCeの相互作用という仮説の確認、および応用上有用となる高速な応答特性を目指し、Ceを仕込み量0.5%添加した(X8Sr2)(SiO4)6O2 (X=Y,Gd,Lu) 単結晶を作製し、光学および放射線誘起蛍光特性を評価・比較しました。結果として X=Lu サンプルが最大の発光量を示し、かつ遅い発光成分の割合も大幅に低減されることが明らかとなりました。

 

センシングデバイス研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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