NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

超分子集合体科学研究室の小林紀君(博士後期課程3年)が日本化学会 第97春季年会において学生講演賞を受賞

2017年3月16日~19日に慶應義塾大学 日吉キャンパス(神奈川)で開催された日本化学会 第97春季年会において、超分子集合体科学研究室の小林紀君(博士後期課程3年)が学生発表賞を受賞しました。同賞は、発表内容、プレゼンテーション、質疑応答などにおいて優れた講演で、 講演者の今後の一層の研究活動発展の可能性を有するものに授与されます。本年度は264件の応募の中から79件が選出されました。

Characterization of the cytochrome c membrane-binding site using solution NMR

小林 紀 (D3),長尾 聡(助教),廣田 俊 (教授)

この度,日本化学会 第97春季年会において、学生講演賞を受賞することができ大変光栄に存じます。今回の受賞にあたり、廣田教授,長尾助教をはじめとする超分子集合体科学研究室の皆様に深く感謝致します。

電子伝達タンパク質のシトクロムcは,ミトコンドリア膜間部に存在し、ミトコンドリア内膜に存在するリン脂質のカルジオリピンと相互作用しています。シトクロムcはカルジオリピンとの相互作用により電子伝達タンパク質から酸化酵素へと機能の変化を生じ,細胞死であるアポトーシスを引きおこす生理的に重要な化学反応を引き起こします。しかしながら,これまでシトクロムcカルジオリピンの相互作用の分子機構は明らかではありませんでした。本研究では微小なサイズに脂質膜であるバイセルと溶液核磁気共鳴分光法を組み合わせることにより,シトクロムcとカルジオリピン含有脂質二分子膜の相互作用を詳細に解析しました。この解析により、シトクロムc上のカルジオリピンとの相互作用部位を特定することに成功し,シトクロムcの脂質膜結合機構を明らかにすることができました。

 

超分子集合体科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

トピックス

  • Youtube 物質創成科学研究科・オフィシャルチャンネル
  • 大学へのアクセス・問合せ

ピックアップコンテンツ

  • 新領域を切り拓く光ナノ研究者の養成
  • ITP 若手研究者インターナショナルトレーニングプログラム
  • ナノテクノロジープラットフォーム 分子・物質合成プラットフォーム
  • グリーンフォトニクス研究プロジェクト
    • 年間予定表
    • 物質創成科学研究科 公式Facebookページ