NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

光機能素子科学研究室の藤本光輝君(博士前期課程2年)がVDECデザインアワード優秀賞,速水一君(博士後期課程3年)と山口貴大君(博士後期課程3年) がVDECデザインアワード奨励賞を受賞

2017年9月4,5日に福岡県 二日市温泉 大観荘にて開催されたVDEC(東京大学大規模集積システム設計教育研究センター)デザイナーズフォーラム2017において,光機能素子科学研究室の藤本光輝君がVDECデザインアワード優秀賞,速水一君と山口貴大君がVDECデザインアワード奨励賞を受賞しました. 本賞は優れた集積回路設計の設計者を表彰するものとして,1次審査を通過した13名のうち各賞3名ずつにVDECから贈られました.

(藤本)干渉フィルタ積層LED光源を搭載した生体埋植用CMOSイメージングデバイス

(速水)LDOレギュレータ/鋸波発振器搭載多機能PWM出力イメージセンサ

(山口)イメージセンサのフレキシブルデバイス応用に向けた実装法の開発

藤本 光輝

速水 一

山口 貴大

(藤本) 本研究を進めるにあたり,熱心に御指導頂きました太田淳教授,笹川清隆助教をはじめ光機能素子科学研究室の先生方と多岐に渡りサポートして頂きました研究員の皆様に,心より感謝致します.今回の受賞を励みとし,今後もより一層研究活動に注力したいと考えています.

(速水) これまでの研究成果が評価されたことを誠に光栄に思います.ご助力頂いた先生方に感謝するとともに,今後も研究活動に励みたいと考えております.

(山口) 日頃より厚くご指導・ご支援頂きました研究室の皆様方に深く感謝致します.これを励みに今後とも研究に邁進して参りたいと思います.

(藤本)私達の研究室では生体内へ埋植することで自由行動下計測を可能とする生体埋植用CMOSイメージングデバイスの研究を進めています.本発表では,オンチップでのLED駆動が可能なCMOSイメージセンサチップを設計し,レーザーリフトオフ法による薄型LED光源上に励起フィルタとして干渉フィルタを積層した蛍光励起光源を集積化したイメージングデバイスを開発しました.また,本デバイスを用いた生体組織の蛍光観察実験により蛍光検出性能の向上を示しました.本技術により埋植用イメージングデバイスによる微弱蛍光観察の実現が期待されます.

(速水)複数のセンサを少ない配線で接続し,制御するためのシステムを開発しました.本システム向けに設計したセンサチップには,ID識別機能,制御信号の内部生成,変調出力の切換機能を搭載しました.このセンサを活用し,2入力1出力で4つのセンサを制御するシステムを構築しました.本システムは生体内埋植撮像装置の視野拡大と小型化に資すると考えております.

(山口)生体内にイメージセンサのような電子デバイスを埋植する上では,生体へのダメージを最小限に抑えつつ,漏電なども防ぎながら,かつセンサの性能を損なわないことが肝要です.本研究ではイメージセンサなどの電子デバイスをごく薄いフィルム状の基板内に包埋する実装技術を開発し,脳などの臓器表面に貼り付けて生理現象を測定可能であることを実証しました.本技術は侵襲性の低い埋植デバイスの汎用プラットフォーム技術として大きく発展していくと期待しています.

 

光機能素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

 

 

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