NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

光情報分子科学研究室の中野元博君(博士後期課程3年)が第14回薄膜材料デバイス研究会にてスチューデントアワードを受賞

2017年10月20日‐10月21日に龍谷大学アバンティ響都ホールで開催された薄膜材料デバイス研究会第14回研究集会において、光情報分子科学研究室の中野元博君(博士後期課程3年)がスチューデントアワードを受賞しました。本研究会は、薄膜半導体、絶縁体・セラミック材料、絶縁体、誘電体、有機材料及びそれらの物理とエンジニアリングの議論の場を創生し、第一線の研究者・技術者間の情報交換を行うものです。スチューデントアワードは、39件の一般講演の中から優れた学生講演3件に対し贈呈されるものです。

電解質吸着による単層カーボンナノチューブの熱電増強効果

中野 元博(博士後期課程3年)・中嶋 琢也(准教授)・河合 壯(教授)・野々口 斐之(助教)

この度、第14回薄膜材料デバイス研究会にてスチューデントアワードを賜り、大変光栄に思います。今回の受賞にあたりまして、日々の研究活動においてご指導いただいた河合教授、中嶋准教授、野々口助教、およびサポートして下さった研究室のメンバーに厚く御礼申し上げます。この受賞を励みに、今後とも一層研究活動に邁進していく所存でございます。

環境中に放出されている排熱の80%以上は200 ℃以下の比較的低温のものであり、その有効なエネルギー回収や電力への変換技術が求められています。このような背景のもと、カーボンナノチューブは低温排熱からの温度差(熱電)発電材料として期待されています。カーボンナノチューブの熱電特性を改善する方法はこれまでも報告されていますが、多くの場合、その制御因子まではきちんと同定されていません。本研究では、有機電解質(イオンから構成される有機化合物)をカーボンナノチューブへ吸着させることで、電気伝導率と熱起電力の2つの熱電特性が同時に増強する現象を発見しました。さらに、この現象がナノチューブと有機電解質の間の電荷移動に起因することを種々の分光測定を用いて明らかにしました。

 

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