NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

センシングデバイス研究室の井頭卓也さん(博士前期課程2年)がPhotoluminescence in Rare Earths: Photonic Materials and Devices (PRE’17)において1st Prizeを受賞

2017年11月30日-12月2日にイタリアのローマにて開催された7th International Workshops on Photoluminescence in Rare Earths: Photonic Materials and Devices (PRE’17)において、センシングデバイス研究室の井頭卓也さん(博士前期課程2年)が1st Prizeを受賞しました。同賞は61件のポスター発表の中から最も優れたポスター発表者1名に贈呈されます。

Photoluminescence and scintillation properties of Ce-doped Sr2Gd8(SiO4)6O2 apatite single crystals

井頭 卓也(M2)、河野 直樹(助教)、岡田 豪(助教)、河口 範明(准教授)、柳田 健之(教授)

この度はPhotoluminescence in Rare Earths: Photonic Materials and Devicesにおいて、1st Prizeという素晴らしい賞を賜り、大変光栄に思います。また本研究が受賞するにあたって、多大な貢献をいただいた共同研究者および指導教官の皆様に感謝を申し上げます。今後も真摯に研究活動に取り組んでまいります。

シンチレータは放射線励起により紫外線や可視光を放出する蛍光体で、工業・医療現場など広範な分野で応用されています。本研究では、アパタイト型構造の単結晶シンチレータAE2RE8(SiO4)6O2 (AE:アルカリ土類元素, RE:希土類元素)に着目し、研究を進めています。先行研究として、Ceを添加したAE2Gd8(SiO4)6O2 (AE=Mg. Ca, Sr, Ba)単結晶の作製・評価を行った結果、Srを置換したサンプルからα線を照射した際に最も高い発光量を得られました。しかし、Ceの添加濃度依存に関する評価は行われていません。そこで本研究では、Ceの添加濃度を0-2%まで変更したしたSr2Gd8(SiO4)6O2単結晶を作製し、Photoluminescenceおよびシンチレーション特性を評価・比較しました。結果として、Ceを添加した全てのサンプルからCe3+の5d-4f遷移に起因する強いシンチレーション光が観測され、中でもCeを0.5%添加したサンプルがα線照射時に最も高い発光量を示しました。

 

センシングデバイス研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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