NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 ~光ナノサイエンス~

高分子設計化学研究室の小林助教らがThe first International Workshop by the 174th Committee, JSPS “Symbiosis of Biology and Nanodevices” (IWSBN2017) においてPoster Awardを受賞

2017年12月21日に京都で開催された、日本学術振興会分子ナノテクノロジー第174委員会が主催する国際ワークショップIWSBN2017において、物質創成科学研究科の小林未明助教らが「最優秀ポスター発表賞」を受賞しました。本賞は上記国際会議で発表された研究の中から、参加者全員の投票により、特に優れたポスター発表2件に対して授与されるものです。第174委員会は、基礎分野と応用分野の研究者、さらには産業界の技術者が協同して研究し、基礎科学・技術の発展、工学的展開による新産業の創成を図ることを目的としています。なお、本研究成果は、豊田工業大学、産業技術総合研究所との共同研究によるものです。

Plasma-on-Chip: single-cell analysis using a non-thermal atmospheric pressure plasma

Shinya Kumagai, Mime Kobayashi, Tetsuji Shimizu, Minoru Sasaki

この度は、国内外の専門家から我々の研究を評価して頂き、大変光栄に思います。これもひとえに、本学研究推進機構をはじめとして、融合領域研究をサポートする本学の研究環境のおかげです。豊田工業大学、産業技術総合研究所、さらに学内でも多数の研究者の方々にお力添え頂き、心から感謝しております。短期間では成果に繋がりにくい、先端的な研究ではありますが、本賞を励みに、今後も挑戦的な研究課題に取り組んで行きたいと思います。

近年、大気圧条件下で室温程度のプラズマ(非熱平衡大気圧プラズマ)を生成する技術が発展し、工学者が、このプラズマを用いた生物学・医学・農学分野への応用研究を始めています。プラズマ刺激で細胞を制御する新しい試みであり、そのメカニズムが活発に議論されています。小林助教は、メカニズム解明に向けて、プラズマ照射された細胞内部で発現の変化する遺伝子の解析を進めてきました。今回、豊田工業大学、産業技術総合研究所の研究者と共同で、マイクロ電気機械システム(MEMS)技術を駆使し、一細胞にプラズマを照射するデバイスを開発しました。このデバイスを用いることにより、培養液中の細胞へ直接プラズマ照射を行うことが、初めて可能となりました。この技術により、植物細胞、動物細胞、酵母等を対象として、プラズマ照射に応答するメカニズムの詳細な解析が可能になると期待されています。

 

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