NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

光機能素子科学研究室の笹川清隆助教が応用物理学会Poster Awardを受賞

2018年3月17-20日に早稲田大学 西早稲田キャンパスで開催された第65回 応用物理学会 春季学術講演会にて、光機能素子科学研究室の笹川清隆助教がPoster Awardを受賞しました。本賞は、応用物理学会学術講演会において、応用物理学の発展に貢献しうる優秀なポスター講演を表彰するもので、ポスター講演総数の概ね2%以内に与えられるものです。

レンズレス蛍光イメージング用ハイブリッド励起光除去フィルタ

発表番号:17p-P11-11

笹川清隆、木村文香、春田牧人、中元健太、池田斉仁、野田俊彦、徳田崇、太田淳

この度は、応用物理学会学術講演会Poster Awardを受賞し、大変光栄に存じます。また、研究室のスタッフおよび学生および支援を頂いた村田財団、JST(CREST)に感謝いたします。本研究で提案したフィルタは、レンズレス蛍光イメージングにおける課題の一つである励起光除去性能を大幅に改善し、応用範囲を大きく広げるものと考えております。今後レンズレスイメージングデバイスの小型・広視野と提案フィルタ高い蛍光検出性能を活かし、細胞の常時モニタリングや可搬性の高い検査機器などへの応用展開を目指します。

レンズレス顕微イメージングデバイスは、一般的なレンズを用いた顕微光学系と比較して、小型化や広視野が可能であり、医療が普及していない地域での検査やIoT分野への応用が期待されます。しかし、微弱な蛍光観察を行うための高性能なフィルタが実現されてないために蛍光観察の例は少なく、近年の研究の多くが明視野観察を対象としたものになっています。本研究では、この課題を解決するため、レンズレスイメージングにおける適用可能な高性能励起光除去フィルタを提案し、大幅な性能改善を実現しました。また、超小型のレンズレス蛍光イメージングデバイスを試作し、インキュベータ内で細胞培養を行いながら、明視野及び蛍光でのタイムラプス観察可能であることを実証しました。

 

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