NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

有機固体素子科学研究室の濱邊景大さん(当時博士前期課程2年)が第65回応用物理学会春季学術講演会においてPoster Awardを受賞

2018年3月17日から20日にかけて早稲田大学 西早稲田キャンパスで開催された第65回応用物理学会春季学術講演会において、有機固体素子科学研究室の濱邊景大さん(当時博士前期課程2年)がPoster Awardを受賞しました。同賞は第65回応用物理学会春季学術講演会で発表された1290件のポスター発表のうち、厳正な審査の結果、応用物理学の発展に貢献しうる優秀なポスター講演を行った26名に対して授与されました。

バイオナノ接合により熱電特性制御されたカーボンナノチューブ紡績糸の作製

濱邊 景大(M2)、岡本 尚文(研究員)、関本 祐紀(M2)、阿部 竜(D3)、鄭 敏喆(特任助教)、小島 広孝(助教)、辨天 宏明(准教授)、山下 一郎(大阪大学)、中村 雅一(教授)

この度は第65回応用物理学会春季学術講演会において、私達の研究内容を高く評価して頂き、栄誉ある賞を頂いたことを大変光栄に思います。研究を進めるにあたり、熱心に御指導を賜りました中村先生をはじめ、共著者の方々、研究室の皆様に深く感謝いたします。また、本研究の要でもある実験材料のご提供を賜りました、当研究室の岡本尚文研究員にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。皆様の支えにより受賞に至ることができました。この受賞を励みに、今後さらに精進してまいります。

身の回りの廃熱を電気エネルギーに変換する熱電変換素子はウェアラブルデバイス用電源として有望である。我々はその中でも、体温をデバイス駆動のためのパワーソースとして利用することを目的としてきた。その目的のために、本研究室ではカーボンナノチューブ(CNT)を糸状に成形し、布に縫うことで作製する「布状熱電変換素子」を考案し実証してきた。しかし、CNT自体の熱伝導率が高いことが課題となっているため、それらを劇的に抑制する工夫が必要であった。本研究では、かご状タンパク質との分子接合(バイオナノ接合)を導入することより、低熱伝導率を有するCNT紡績糸を作製した。さらに、紡績糸作製方法を改良することで得られた、長く柔軟な紡績糸を布に縫い込むことで布状熱電変換素子を作製し、体温による発電も確認した。

 

有機固体素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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