NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

超分子集合体科学研究室の廣田俊教授、小田祥也さん(平成30年3月学位取得)らの学術論文がChemistry – An Asian Journalの表紙(front cover)を飾りました

超分子集合体科学研究室の廣田俊教授、小田祥也さん(平成30年3月学位取得)らの学術論文がChemistry – An Asian Journalの表紙(front cover)を飾りました。

タンパク質超分子構造体は、サブユニット間の配向を制御することにより決まった構造を形成し、様々な生体プロセスに関与している。それゆえ、タンパク質超分子構造体はバイオマテリアルへの応用が期待され、その人工構築に関する研究が盛んに行われている。本研究では、超好熱性細菌Aquifex aeolicus由来シトクロムc555の円順列変異と結合部へのαへリックリンカー挿入により人工タンパク質BBP(Building Block Protein)を作製し、タンパク質超分子構造体を構築した。

BBP分子のN末端領域が別のBBP分子のC末端領域と相互作用し、挿入したαヘリックスリンカーが折れ曲がることにより3角形構造を形成することをX線結晶構造解析により明らかにした。さらに、BBP 3量体は結晶中で3量体間に水素結合を形成することによって4つ集まり、4面構造体を形成した。以上より、タンパク質の円順列変異と結合部へのαヘリックス挿入を組み合わせる本手法は新しいタンパク質超分子構造体の構築に有用であることが示された。

 

Chemistry – An Asian Journal誌へのリンク
https://onlinelibrary.wiley.com/journal/1861471x

Front coverへのリンク
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/asia.201800587

 

 

Construction of a Triangle-Shaped Trimer and a Tetrahedron Using an α-Helix-Inserted Circular Permutant of Cytochrome c555

Akiya Oda, Satoshi Nagao, Masaru Yamanaka, Ikki Ueda, Hiroki Watanabe, Takayuki Uchihashi, Naoki Shibata, Yoshiki Higuchi, and Shun Hirota

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