NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

バイオミメティック分子科学研究室の安原主馬准教授が第12回バイオ関連化学シンポジウムにおいて講演賞を受賞

2018年9月9日〜11日に大阪大学・吹田キャンパスにおいて開催された「第12回バイオ関連化学シンポジウム」において,バイオミメティック分子科学研究室 安原主馬 准教授が,「講演賞」を受賞しました。本年度は、28名の候補者中4名(うち2名が本学物質創成科学領域)が受賞しました。

 

 

 

 

 

【写真左が安原主馬准教授】

両親媒性ポリマーによる脂質膜ナノディスクの形成とアミロイドペプチドとの相互作用

安原主馬(准教授)・荒木田臣(平成27年度修了生)・光好佑麿(M1)・菊池純一(名誉教授)・Ayyalusamy Ramamoorthy(ミシガン大教授)・Gwénaël Rapenne(教授)

この度、第12回バイオ関連化学シンポジウムにおいて講演賞を頂き、大変光栄に思います。今回の受賞にあたりまして、菊池名誉教授、Rapenne教授、これまで本研究に取り組んで頂いた修了生を含む当研究室の学生および共同研究者のRamamoorthy教授(ミシガン大)に深く感謝いたします。

多くの細胞機能を担う膜タンパク質や膜活性ペプチドの解析において、細胞膜環境を再現した再構成マトリックスが求められています。本研究では、脂質膜を断片化することでナノディスクを自発的に形成する両親媒性ポリマーの開発を行いました。ポリメタクリレートを分子骨格とし、親水性および疎水性の側鎖を有するランダム共重合体は、共重合組成比によって規定される親疎水性バランスおよび分子量に依存して、脂質二分子膜を断片化できることを明らかにしました。また、形成したナノディスクはアミロイドペプチドの作用評価に適用できることを示しました。本研究で開発した技術は、細胞膜が担う高度な機能を解き明かすための新しいツールとして期待されます。

参考文献: K. Yasuhara et al., J. Am. Chem. Soc. 2017, 139(51), 18657.

 

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