NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 ~光ナノサイエンス~

光機能素子科学研究室の修了生 中元健太さん(2018年3月修了)が2018年映像情報メディア学会年次大会において学生優秀発表賞を受賞

2018年8月30日金沢大学 角間キャンパスにて行われた、2018年映像情報メディア学会年次大会において光機能素子科学研究室の修了生 中元健太さん(2018年3月修了)が受賞した「学生優秀発表賞」の授賞式がありました。本賞は映像情報メディア学会冬季大会2017にて発表された70件の講演のうち、特に優れた講演を行った5名に対して授与されました。

 

 

 

 

 

【写真右が中元健太さん】

In vitro FRET計測に向けたオンチップ二色蛍光検出デバイス

中元 健太, Wan Shen Hee, 春田 牧人, 野田 俊彦, 笹川 清隆,  徳田 崇, 太田 淳

この度は2018年映像情報メディア学会年次大会において、学生優秀発表賞を頂き、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、熱心にご指導してくださった、太田淳教授をはじめとした太田研究室スタッフの皆様に深く感謝いたします。また、研究をご支援してくださった太田研究室研究員の皆様、学生の皆様、京都大学・松田道行教授をはじめとした松田研究室の皆様、並びにJST(CREST)に深く感謝いたします。この賞を励みに、今後さらに精進してまいります。

蛍光共鳴エネルギー移動(Fluorescence/Förster Resonance Energy Transfer :FRET)とは、近接した二つの蛍光分子間で光を介さないエネルギー移動が起こる現象です。FRETプローブを生細胞に導入することで、たんぱく質の分子構造の変化を可視化できるため、生命現象の解明や創薬への応用が期待されています。

本研究ではFRETプローブ由来のシグナルが計測可能な培養細胞用小型デバイスを開発しました。開発したデバイスで培養細胞のFRET計測実験を行った結果、FRET由来とみられるシグナルの検出に成功しました。

今回開発したデバイスは小型であるため、インキュベータ内における長期のリアルタイム計測が可能です。本デバイスにて培養環境を変えず、安定した状態でFRET計測を行うことで、細胞の癌化やシグナル伝達経路の経時的細胞メカニズムの解明が期待されます。

 

光機能素子科学研究室のホームページはこちらをご覧ください。

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